長野県竜王マウンテンパークにあるSORA terrace。ここでは、絶景と共に素敵なカフェタイムが過ごせます。気象条件が合えば、幻想的な雲海が見られることも。カフェで注文するのは空色ソーダ?それとも、ふわふわの雲?
SORA terraceとは?
長野県下高井郡にあるスキー場、「竜王スキーパーク」は、グリーンシーズンになると「竜王マウンテンパーク」として運営され、山野草や紅葉、トレッキングなどが楽しめる人気のスポットとなっています。特に、気象条件が合えば、雲海を楽しめるテラスとして、数々のメディアに取り上げられています。
ロープウェイであっという間!
標高980mの山麓駅から、世界最大級166人乗りの竜王ロープウェイに乗って山頂駅へ向かいます。北アルプスの山並みを見下ろしながらの空中散歩が楽しめます。途中、下りのロープウェイと交差するときのスピードに驚いたりしながら、8分ほどで山頂駅に到着です。
SORA terraceで楽しめること
絶景の大パノラマ
標高1,770mの山頂には、ウッドデッキのテラスが広がり、みんな思い思いに絶景を楽しんでいます。眼下に広がるのは、長野市、中野市、飯山市などの町並み、そして遠くには、北アルプス、妙高山などが同じ目線で広がり、天気の良い日には、日本海側に佐渡まで見えるのだそう。
季節限定ヒマラヤのブルーポピー
山頂付近には、高山植物が咲く山野草ガーデンがあり、例年、6月下旬から8月上旬にブルーポピーが見られます。通常は標高3,000m以上の山岳地帯でしか咲かないと言われている花で、暑さに弱く、25℃を超えると枯れてしまうため「幻の花」とも呼ばれています。竜王マウンテンパークでは、夏でも残雪をかけて温度調節をするなどの努力の結果、この幻の花の栽培に成功したそうです。
気象条件がそろえば雲海が!
標高1,770m地点ともなると、地上とは別の気象条件になることもしばしば。地上では、あいにくの曇りや小雨でも山頂についてみると、見事な雲海が見られたりするようです。予測不能なのは山頂でも同じで、風の強さによって、雲の流れが速く、景色が刻々と変わるのも楽しく、時間がたつのも忘れてしまいます。SORA terraceの2018年の雲海発生率は、64.3%。サンセットの時間に雲海が発生すると、奇跡のような景色に出会えるかもしれません。まずは、登ってみましょう!
SORA terrace caféでほっとタイム
ウッドデッキのテラスから階段を登ると、カフェやショップスペースがあります。館内は、ゆったりくつろげるソファや、テーブル席、カウンター席などがそろっています。大きな開口部からは、絶景を楽しめるので、寒い日でも快適。
オーダーしてから作られるメニューは、美味しさはもちろん、見た目も可愛らしくて、インスタ映えも。
人気のスープは、クリーミーなスープを雲海に見立てサクサクのパイで包まれています。スープの中には、竜王名産のネマガリダケが入っていて独特の食感が楽しめます。高地のため気温が低めのSORA terraceでは、温かいスープがほっこりします。
刻々と移り変わる竜王の空をイメージした、スカイソーダ3種(各¥500)も人気です。日の出をイメージしたサンライズレモン、青い空をイメージしたブルースカイライム、夕日をイメージしたサンセットオレンジと、どれも女子が喜びそうな綺麗な色合いが揃います。また、雲をイメージしたふわふわの雲海マシュマロを浮かべるSORA珈琲なども、インスタ映え抜群の可愛らしさです。
ちなみに、カフェコーナーでは、雲海マシュマロを単品(¥250)でも購入できますし、併設のショップでは雲海マシュマロ6個入りの箱詰めも販売しているので、自宅でも楽しめます。