今回は、社会人留学を通じての出会いを体験談でご紹介します。キャリアアップや自分磨きのためなど、限られた時間とお金を投資していく社会人留学は、もちろん勉強がメインだけれど、その国の文化や現地の生活を体験することも大事! そんな社会人の留学を通して出会った、外国人の彼氏がいる3人の女性をレポート。
⬛︎オーストラリアで出会ったアジア人の彼氏
海外で働きたい! と学生のときから考えていた理沙(仮名)さん。
34歳で思い切って退職をして、オーストラリアの留学を決意しました。
「キャリアステップのためにも一度は語学留学をして、現地採用で働くことを考えていました。オーストラリアを選んだのは、競争的な環境でもなく、穏やかな風土に惹かれたからです」
シドニーの語学学校は、2カ月32万円ほどで、1クラスは20人。
そこでは、南米・アジア・中東から来た人たちと一緒に学んだそう。
「ビジネスコースを受講していたので、現地の大学院を目指している外国人や会社の出向で英語のスキルアップのために来ている日本人もいました。そんな中で出会ったのは、意外にも台湾人と香港人のカレです」
語学学校で出会ったのは、同じ年の台湾人。
親日家で日本語も少し話せるカレとは、すぐに意気投合したとか。
「オーストラリアで白人が多い中、同じアジア圏出身で日常の生活をわかり合えたから、すごく気持ちが楽でしたね! その後に会社で勤めてからお付き合いした彼は香港人で、現地のオーストラリア人やヨーロピアンではないんです」
語学学校で提供しているインターシップに参加して、IT会社に勤めることになった理沙さんは、「自分が日本人であることにあらためて気付いた」そう。
「やっぱり欧米人はディベート好き。それをプライベートまで持ってこられてしまうと、疲れてしまう。あと食文化は本当に大事ですね! 例えば、現地の人だと会社帰りのディナーで、ピザとワインをセレクトするでしょう。香港人の彼の場合だと、焼き肉やお寿司を食べたりできる。お互いの生活様式が近いからリラックスできました」
その後に2年の付き合いを得て結婚。
現在は、お互い外資系の会社に転職をして、東京に帰国しました。
「こちらのライフスタイルを尊重してくれるので、本当にありがたいです。憧れていた海外生活を実際に送ってみると、リアルに日本人である自分の価値観に気づきます。それは出会った彼を通して、すごく見えてきたことでしたね」
⬛︎韓国留学で出会い日本で再開! 年下の彼氏
洋子さん(仮名)は、韓国ドラマやK-POPの趣味が高じて、転職先に入社する前の3週間を使って、韓国はソウルに語学留学をしました。
そこで出会ったのは、5歳年下のカレで当時は大学生でした。
「韓国人男性は、学生のうちに兵役につくほか、浪人や海外留学をしていると25歳ぐらいの学生もいますね。私は大学付属の語学学校に入りました。そこにはチューター(個人指導の教師)として活動している現地の学生が20人くらいいました。日本語が少し話せる感じですね。その中のひとりに彼がいたんです」
韓国の文化をより知ってもらうために、そのチューターである学生との交流を目的としたプロブラムがあるそう。
「韓国の恋愛についてプレゼンをしてくれたり、文化体験としてみんなでロッテワールド(韓国を代表するアミューズメントパーク)に行ったり。クッキングスタジオで韓国料理を教わることもありましたよ」
そんな中、ひとり積極的に話しかけてくれた彼は、日本の大学に進学希望のため、相談にのってあげたことで急接近。
「私が大学院まで進学していたので、周りには中国人や韓国人の留学生が多くいました。だから、より親身になって話をしてあげられたことがきっかけです。でも当時は、付き合うなんて全然思いもよらなかったですよ!」
韓国人男性は女性に優しく紳士的だと聞くけれど、学生でもレディファーストです。
「一般的に、女性に対して基本とても気を使ってくれます。男性が車道側を歩いたり、カフェに入ったら必ず女性を奥の席に誘導したり。若くてもスマートにできるんだなぁと、トキメキよりも感心していました」
お互いなんとなく惹かれていたけれど、連絡先を交換するぐらいで帰国。
その後に、彼が東京の大学院に進学が決まり再会することになりました。
「少し音沙汰がなかった間に、しっかりと勉強して進学が決まったなんてびっくりでしたね。第一志望の大学院は合格できなかったけれど、結果的に私が通っていた同じキャンパスになって。それから会う機会が増えて、自然と付き合う方向に」。
現在のカレは、研究生として企業にも出向しながら、論文を執筆しているそう。国や言語が異なっていても、お互いの共通したバックグランドが重なったことで、心の距離が縮まったと話す洋子さん。帰国してからの再会も素敵ですね!
⬛専門分野を学びに渡米! LAとNYの遠距離恋愛に
ファッションブランドのPRをしていた麻里さん(仮名)は、作り手としてファッションのデザインを学びたいと思い、34歳にしてNY(ニューヨーク)のFIT(Fashion Institute Technology)に留学しました。
「まだ結婚もしていないからシングルで動ける間に、自分がやりたいと思うことはチャレンジしたくて。それに、帰国してからキャリアアップになるようなベースを作ろうと思いました」
1クラス15人ほどで、さまざまな国籍の人たちと学べるのはNYならでは。技術系のクラスは、作品や制作物を提出するため、語学に自信がなくてもスキルを身につけられるそう。
「やっぱり日本人なので、手先が器用なところやきめ細やかなセンスは、評価が高いですね。課題も多いので1日外出せずにずっと制作しているなんてこともあります。もっとNYでの生活を満喫してないとダメですね(笑)」
それでも週末は友人たちと、グルメツアーと称して新しいレストランに行き、ジャズやバーをはしごすることもあるそう。
「NYは人とのつながりが近いから、すぐに友だちができます。今の彼氏とは、友人の紹介で出会いました。いつも集まるメンバーとブルックリンでブランチをしていたら、途中から来てくれて」
ドイツ系アメリカ人のカレは32歳でIT関連会社に勤務。
英語が流暢ではない麻里さんに対して、穏やかで誠実に応えてくれる姿に惹かれたそう。
「海外にいるとアジア人の女性が好きな外国人も多いので、それはお断りしていました。ただカレにとっては初めての日本人なので、ゼロベースで日本の習慣や文化を理解してもらえるよう説明するのはちょっと大変です」
そして出会ってから半年後に、彼がLAに転勤になってしまったそう。西と東の遠距離恋愛中だけれど、お互い夢を追いかけています。
「カレは起業するためにLA行きを決断して、私はファッションのスキルを習得するためにNYに残る。どちらも人生の途中だから、どこかのタイミングで一緒にゴールできたら嬉しいですね」
■新たな土地で、素敵な出会いを
社会人で旅行ではなく留学を選ぶことは、ひとつの節目でもあります。
環境を変えて挑戦をした先に、めぐり会えた外国人のカレ。社会人留学をきっかけに、現地の生活や新たな人たちの関わりから出会える縁も素敵ですね。
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