ビネガーの酸味がクセになるピクルス。サンドイッチやサラダに入っていたり、メインディッシュの付け合せについていたり、チーズやオリーブとともにおつまみとして登場したり、フランスの定番常備菜のひとつ。いわば、日本のお漬物のような存在なのです。
今回はとびきりかわいいピクルスを見つけたので紹介したいと思います。なんとリサとガスパールのかたちにカットされたピクルスです。このピクルスを作るのは大阪の泉州の野菜を使って野菜のおいしさを活かしたさまざまなピクルスを提案する『idsumi(いずみ)ピクルス』。
ピクルスというと、「塩分が心配」「酸味がきつくて苦手」というイメージを持たれる方もいるかもしれませんが、『idsumi』のピクルスは、食べなれた日本の漬物のよさや和の味覚を取り入れた、こんぶだしやレモン風味の現代人の嗜好に合う軽やかな風味に仕上げています。
今回ご紹介する「リサとガスパールのクラフトピクルス」は、リサとガスパールの顔にカットした大根や人参、頭文字のLやGのアルファベットやエッフェル塔にかたどったパプリカやきゅうりが入った瓶詰めのピクルス。1瓶でいろいろな野菜を食べられるのもうれしいですね。
このまま食べてももちろんおいしいのですが、今回はこのピクルスを料理にプラスして楽しんでみました。
タブレのアクセントにピクルスをオン!
フランスの定番サラダ「タブレ」。クスクスのプチプチした食感が楽しいサラダです。トマトとオリーブ、パセリで作ったシンプルなタブレにピクルスをのせてみました。
▶ クスクスを使ったタブレのレシピ
リサとガスパールの大根と人参が、ごろっと大きめサイズで食べごたえがプラスされます。タブレを作るとき、ピクルス液を使うと簡単に味が決まるのでおすすめですよ。
オープンサンドに彩りをプラス
休日のブランチにぴったりなオープンサンドにもピクルスが活躍。今回はオイルサーディン、マヨネーズ、レッドオニオンのシンプルなオープンサンドに加えてみました。ピクルスの酸味がオイルサーディンの臭みを和らげてくれます。野菜のシャキシャキした歯ごたえもプラスされ、簡単なのに楽しい1プレートになりました。
体があたたまる!ピクルスのスープ「サリャンカ」
サラダやサンドイッチなどの具材にもなるピクルス。実は、スープなどのお料理にも使えるんです。ロシアやベラルーシなどで食べられる「サリャンカ」というトマトベースのスープにピクルスは使われています。
【材料】(2人分)
玉ねぎ:1/8個
ソーセージ:2〜3本
ブラックオリーブ:5〜6個
リサとガスパールのクラフトピクルス:ピクルス液も使います
–
[A]
トマト:中1個 ※カットトマトでもOK
トマトペースト:大さじ1
コンソメの素:固形1個
水:2カップ
–
[B]
サワークリーム、レモン、ハーブ:お好みで
【作り方】
1.玉ねぎをみじん切り、ソーセージを1cm幅、トマトを角切り、ブラックオリーブをスライスする。
2.鍋にサラダ油を熱し、玉ねぎを炒めしんなりしたら、ソーセージを入れて炒める。
3.[A]を入れ、沸騰したら弱火にし、10分ほど煮る。
4.ピクルスをお好みで入れ、5分ほど煮る。
5.塩、こしょう、ピクルス液で味を整え、お好みで[B]を添えたら完成!
さっぱりとした酸味がクセになること間違いなし!簡単に作ることができるのに、ピクルス液のうまみの効果で凝った味わいになります。あたたかいスープは、これからの寒い季節におすすめです。
アレンジ次第で料理のアクセントにもなるピクルス。リサとガスパールのピクルスを使えば、見た目もキュートになるのでおもてなし料理としてもいいですね。
ぜひ、おいしくてかわいいリサとガスパールのピクルスで毎日の食卓を彩ってみてください。
■お店情報
idsumi(いずみ)ピクルス
提供・PARIS mag(シンプルで上質なライフスタイルを提案するWEBマガジン)
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