社長の出身大学は、どこが多いと思いますか?東京大学や京都大学が多いとイメージする人もいるでしょう。しかし実際の調査では、意外な結果が発表されました。どんなランキングになっているのか見ていきましょう。

2020年版社長の出身大学ランキングとは?

文部科学省の「令和2年度学校基本調査」によると2020年度の大学進学率は54.4%、大学生全体に占める女性の割合が45.5%とどちらも過去最高でした。男女ともに大学進学が一般的になっていることが分かりますね。では、大学に進学し社長の座に就いた人は、どこの大学出身が多いのでしょうか。

今回は、2020年6月時点の帝国データバンクの企業概要ファイルにある約27万3,000人の社長の出身大学データに基づくランキングから上位にランクインした大学を紹介します。

上場企業の社長の出身大学は?

まず上場企業の社長の出身大学を見ていきましょう。

1位:慶応義塾大学(272人)
2位:早稲田大学(182人)
3位:東京大学(169人)
4位:京都大学(86人)
5位:日本大学(77人)

有名国立大学よりも私立大学が上位1位、2位に入っています。国立大学の東京大学と京都大学は3位、4位という結果でした。

年商規模別に出身大学を見てみると年商50億円未満までは日本大学が1位です。しかし50億円以上では、慶応義塾大学が1位という結果になりました。また年商100億円以上においても1位が慶應義塾大学となっています。