11.支笏湖
新千歳空港のある千歳市に位置する、周囲40.4kmの淡水湖です。最大水深360.1m、平均水深265.4mは秋田県の田沢湖に次いで国内2番目に深い湖でもあります。また水は透明度も高く「支笏湖ブルー」と呼ばれています。湖のほとりにあるビジターセンターに立ち寄れば、支笏湖や支笏湖周辺の自然について学ぶ事ができます。
12.十勝が丘展望台
十勝川や十勝川温泉街を眼下に一望できる十勝が丘展望台。晴れた日には広大な十勝平野と共に、遠方の日高山脈まで見渡せる展望スポットです。また夏期限定で、コーヒーやお茶を無料でサービスしてくれるシーニックカフェも登場。ドライブの立ち寄りスポットとしてオススメです。
13.白ひげの滝
通称ブルーリバーとも呼ばれている美瑛川の渓流に、岩の間から染み出てきた地下水が勢いよく流れ落ちている落差30mほどの滝です。秋の紅葉や冬のライトアップも見事ですが、夏の深緑は目を見張る自然美で楽しませてくれます。滝を流れる水の白さと、美瑛川の青色のコントラストが美しい人気の景勝地です。
14.美幌峠
標高525mの美幌峠展望台の眼下には、屈斜路湖や硫黄山、遠くには知床連山などの大パノラマが広がっており、その美しい景観は「天下の絶景」と謳われています。春や秋には雲海が、秋には紅葉が、冬には屈斜路湖に発生する朝霧が見えるなど、季節ごとに異なる表情を見せてくれるので、何度でも訪れたいスポットです。また、道内では初日の出スポットとしても人気があります。
峠の頂上にある美幌峠レストハウスは道の駅になっているので、ドライブの休憩にもピッタリのスポットです。
15.釧路湿原国立公園
釧路湿原の面積は18,290㎢で、これは全国で第二位の面積を有する岩手県(15,275㎢)をも凌駕する圧倒的な広さです。釧路市のほか釧路町、標茶(しべちゃ)町、鶴居(つるい)村の4市町村に広がっています。
人の生活圏から離れているため、特別天然記念物に指定されているタンチョウや湿原ならではの動植物も多く、それらの観察を目的とした展望台や散策用の木道、ノロッコ号なども整備されています。アウトドア派の人にとって、ここでのカヌーツアーは憧れのアクティビティの1つでもあります。
公園内には展望台がいくつかありますが、細岡展望台からは湿原を象徴する釧路川の大きな蛇行と美しい夕日が見られるので特に人気があります。
16.オンネトー
北海道三大秘湖の一つ、オンネトー。アイヌ語では「大きな沼」「年老いた沼」という意味ですが、一般的には湖の扱いです。日の射す角度や見る角度、季節や天気などによって一日に何度も色を変えることから、五色沼の異名を持っています。
他にたとえようのない、青とも緑とも言いがたい独特の色で、風のない日には雌阿寒岳(めあかんだけ・上写真左)と阿寒富士(上写真右)を湖面にくっきりと映し出す様がとても美しい湖です。周囲には木道も整備されているので散策が楽しめますが、ヒグマの生息域でもあるので食べ物を持ち込まない、ゴミを持ち帰るなどのマナーが必要です。
17.パッチワークの路
これぞ美瑛、これぞ北海道!という景色が広がっているパッチワークの路。区画毎に異なる作物が植えられ、幾重にも折り重なった丘陵がパッチワークのように見える様は、360度どちらを向いても息を飲むような美しさです。
パッチワークの路には、日産のスカイラインのCMに使われた「ケンとメリーの木」や、たばこのテレビCMに使われたことから名付けられた「セブンスターの木」、「マイルドセブンの丘」など、CMやポスターの撮影使われたスポットが点在しています。
18.モエレ沼公園
モエレ沼公園は、札幌市街地を公園や緑で囲もうという「環状グリーンベルト構想」における拠点公園として1982年着工、2005年にオープンしました。その構想通り、189haという広大な敷地には、緑の中に噴水やアート作品が設置され、市民の憩いの場にもなっています。公園の基本設計は世界的に有名な彫刻家イサム・ノグチ氏が手がけました。
19.ナイタイ高原牧場
日本一広大な公共牧場で、総面積は1,700ha。東京ドーム358個分という途方もない広さの牧場です。牧場というからには放牧している牛が見られるはずなのですが、あまりに広大なため見あたらないことや遠すぎて見えない!ということもありえます。
ですが、こちらを訪れる観光客のほとんどは頂上からの絶景目的ですので、牛が近くに来ていたらラッキーくらいの気持ちで足を運んでください。きっとどこまでも続く丘陵の草原と十勝平野ののどかな風景に目を奪われるはずです!頂上付近には2019年6月に「ナイタイテラス」がオープン。全面ガラス窓の室内で、ダイナミックな景色を楽しみながらお食事やお飲み物を頂けます。
20.国営滝野すずらん丘陵公園
1日では遊び尽くせない、400haもの広大な敷地を有する道内唯一の国営公園です。四季を通してそれぞれ違った楽しみ方があり、春から初夏にかけて丘陵を埋め尽くすチューリップや夏のラベンダーは圧巻です。
ラベンダーの時期に訪れるなら、ぜひ滝めぐりもあわせて楽しんでみて。岩肌に沿うようにしなやかに流れる「鱒見(ますみ)の滝(落差18m)」は女性的で優美な滝であるのに対し、日本の滝百選にも選ばれた「アシリベツの滝(落差26m)」は男性的で豪快な滝です。
あまりに広大なためそれぞれの滝やラベンダースポットに一番近い駐車場の場所がそれぞれ異なります。公式ホームページで園内MAPをチェックしてから訪問するのがオススメです。