2021年にオープンしたフォションホテル京都。フォションホテルとして日本初&世界2軒目の店舗です。ホテルの概要と、宿泊者以外も利用できる、1Fの「パティスリー&ブティック」を紹介します。(値段、名物スイーツetc!)
フォションとは
「フォション/Fauchon」は、1886年にフランスのパリにて創業した食料品店のブランドです。創業者は「オーギュスト・フォション/Auguste Fauchon」。彼が30歳で最初にオープンしたのがパリ8区のマドレーヌ広場(Place de la Madeleine)の店舗で、現在もフォションの人気店として愛されています。
フォションの歴史
第二次世界大戦の時期には経営が困難だったともいわれており、1945年にオーギュスト・フォションが死去したあとは、1952年にお店が売却されます。その後はJoseph Pilosoff氏が運営し、1972年には日本に初出店を果たしました。
日本初の店舗は日本橋高島屋内に出店しており、当時はフレーバーティーなどが特に人気だったそうです。フレーバーティーが人気だった時期の売り上げは、約100億円あったとも言われています(ブランドの4割)。
現在フォションは、日本では洋菓子店として認知されています。
フォションホテルとは
フォションが展開しているラグジュアリーホテルが「フォションホテル/Fauchon l’Hôtel 」です。「フォションロテル」とも呼ばれますが、これはフランス語の発音をカタカナにしたものです(フランス語はHを発音しない。「homme/オム」などと一緒)。フォションホテルは、京都とパリにしかありません。
パリのフォションホテル(Fauchon l’Hôtel Paris)がオープンしたのが2018年9月1日。そして、京都のフォションホテル(Fauchon l’Hôtel Kyoto)がオープンしたのは、2021年3月16日です。
フォションホテル京都
宿泊以外にも施設が充実しており、カフェ、バー(世界初)、レストラン、スパなどあります。
ホテル内店舗一覧
・Gourmet Bar
・Grand Café FAUCHON
・Salon de Thé FAUCHON
・FAUCHON boutique/1F店舗
・the FAUCHON Spa
・a FAUCHON Bar
客室は全59室で、3F〜9Fにあります。2Fにはティーサロンの「Salon dé The Fauchon」があり、11時〜17時の予約制アフタヌーンティーとなっています(4,950円)。
数ある施設の中でも今回は、1Fにある「パティスリー&ブティック/FAUCHON boutique」をご紹介します。
1Fの「パティスリー&ブティック/FAUCHON boutique」
パティスリー&ブティックは1階にあるため、宿泊客以外も立ち寄って買い物できる店舗です。
さすがフォションホテル内にある店だけあって、ほかのフォションの店舗ではなかなか手に入らないアイテムが豊富にあります。
フォションの代名詞にもなっている唇型をした「ビスビス」と、パリのフォションから直輸入されたマカロンは一番の目玉商品。