人気漫画「ちはやふる」にも描かれた、福井県あわら市にある温泉地、あわら温泉。開湯は明治16年、「関西の奥座敷」と呼ばれる福井県屈指の温泉地で、漫画の聖地巡礼による人気も手伝い、2015年には約200万人もの観光客が訪れました。そんな、あわら温泉の楽しみ方や、周辺の観光スポットをご紹介します。

あわら温泉って?

関西の奥座敷!福井屈指の温泉街【あわら温泉】の観光&楽しみ方ガイド
(画像=sozai.fuku-e.com トリップノートより引用)

あわら温泉があるのは、福井県あわら市。電車なら、えちぜん鉄道「あわら湯のまち駅」で下車するのがいいでしょう。近年では人気漫画「ちはやふる」で綿谷新(わたやあらた)の出身地としてあわら市が描かれており、話題になりました。さて、あわら温泉が開湯したのは明治16年(1883年)のこと。74もの源泉があり、旅館ごとに泉質や効能が異なるのも大きな特徴です。

まずは「おしえる座ぁ あわら湯のまち駅店」へ

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あわら温泉を楽しむならまずは、あわら湯のまち駅舎内にある観光案内所へ向かいましょう。「おしえるざぁ」というのは福井県の方言で、「お教えしますよ」という意味。あわら温泉の観光情報の入手はもちろん、レンタサイクルを借りることもできます。

あわら温泉を満喫しよう!

芦湯

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「あわら湯のまち駅」からすぐの場所にある無料の足湯施設で、2014年4月18日にオープンしました。趣を感じる和風の建物内には、5つの浴槽を用意。壱の湯と弐の湯は、あわら温泉の大きな特徴である”旅館ごとに異なる源泉”をイメージし、参の湯は壱の湯と弐の湯の源泉を混ぜ合わせたもの。舟の湯は参の湯をややぬるめに、円満の湯は円形の合わせ湯です。足湯の施設としては、北陸最大級の大きさ。

セントピアあわら

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(画像=sozai.fuku-e.com トリップノートより引用)

芦原温泉開湯110周年を記念して建てられた、公共の日帰り温泉施設です。開放的な野天風呂を楽しむことができる「天の湯」と、情緒豊かなぬくもりを感じる「地の湯」があり、男女一週間交代で堪能できます。1個40円で「温泉たまごづくり」を体験も人気。また正面玄関の前には「結びの手湯」も。

藤野厳九郎記念館

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(画像=commons.wikimedia.org トリップノートより引用)

中国の文豪・魯迅(ろじん)が師として仰いだ医師、福井県出身の藤野厳九郎にゆかりのある資料などを展示する記念館です。国の有形文化財にも登録されている建物は、藤野厳九郎が晩年を過ごした旧居を移築したもの。魯迅と藤野厳九郎のすばらしい師弟関係を物語る展示をぜひご覧ください。

あわら温泉屋台村 湯けむり横丁

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(画像=sozai.fuku-e.com トリップノートより引用)

「あわら湯のまち駅」すぐの場所にある、昭和の屋台をイメージした小さな屋台街です。おでん、フレンチ、手羽先、お好み焼きなど8店舗が営業。各店舗は9席ほどと小さいですが、アットホームな一期一会を楽しむことができます。