フランス料理と洋食の老舗「上野精養軒 上野本店」は、上野動物園に2021年6月23日誕生したパンダの双子の赤ちゃんでお祝いムード一色です。その記念で販売された「パンダデザート」や、洋食メニューなどを中心にご紹介します。
上野精養軒とは
明治5年創業「上野精養軒」は、西洋料理の草分け的存在のレストラン。店内では、フランス料理と洋食が楽しめます。
文学者にもファンが多く、夏目漱石や森鷗外の作品にも登場。明治時代には、貴族や名士達が馬車で駆けつけけ、鹿鳴館時代と呼ばれる華やかな時代の象徴的な存在でした。伝統の特製デミグラスソースを使った料理は絶品で、ハヤシライスなどが有名です。
「上野精養軒 上野本店」は、ハヤシライスやハンバーグなどのカジュアルな洋食が楽しめる「カフェラン ランドーレ」(1F左側)と、フランス料理のコース料理が楽しめる「グリルフクシマ」(1F右側)に分かれています。今回は、「カフェラン ランドーレ」を中心にご紹介します。
色々な洋食が楽しめるカフェラン ランドーレ
「上野精養軒 上野本店 カフェラン ランドーレ」には、色々な美味しそうなメニューがあり、初めての方は、迷われると思います。そこで何度か訪れた、筆者オススメのメニューをご紹介しましょう!
おすすめ!メニュー①パンダプレート
パンダプレートは、「上野精養軒」の様々なアラカルトメニューが楽しめる料理です。エビフライ、カニクリームコロッケ、ハンバーグ、ナポリタンスパゲティ、パンまたはライス、ドリンク、デザートが付いていて、色々楽しみたい方にオススメ。
カニクリームコロッケは、濃厚なホワイトソースにカニの身が沢山入っていて、表面はサクッ、中はふんわりとろける極上の味です。
筆者が訪れた時のデザートは、2021年6月に誕生した双子の赤ちゃんパンダ誕生記念に作られた、ふわっとしたプリンにパンダの顔が2頭描かれた可愛い「おめでとう!パンダデザート」。こちらの「おめでとう!パンダデザート」は、単品(500円)でも注文できます!
- パンダプレート 2,680円
おすすめ!メニュー②ハヤシライス
「上野精養軒」のハヤシライスは、濃厚ながらあっさりとした後味のデミグラスソースが特徴で、後を引く美味しさです。お肉も柔らかく、ホロホロと口の中で溶けていきます。初めて訪れてオーダーするものに迷ったら、まずは「ハヤシライス」をオススメします。
ちなみに「上野精養軒」の温かい料理は、料理が冷えないように皿も温めてあります。そういった心遣いも、老舗ならではです。
- ハヤシライス ¥1,580
おすすめ!メニュー③オムハヤシ
先述したハヤシライスのデミグラスソースと、卵のコクが一度に楽しめる「オムハヤシ」。フワッと柔らかな卵とデミグラスソースの相性は抜群です。「オムライス」と「ハヤシライス」を欲張ってどちらも食べたいなーと迷われたら、「オムハヤシ」をぜひ!
- オムハヤシ ¥1,780
上野精養軒の魅力
美味しい洋食メニュー以外にも、上野精養軒には様々な魅力があります。
開放的なオープンテラス席
「カフェラン ランドーレ」には、開放的なオープンテラスがあり、四季折々の景観を楽しめます。お天気のいい日は、自然を感じながら食事ができる、オープンテラス席がオススメです。
魅力的なお土産
上野精養軒の、カレーとハヤシライスをお家で楽しめる「上野精養軒レトルトカレー・ハヤシ」が販売されています。歴代料理長より受け継がれてきた伝統の味を、ご家庭でぜひ!
- レトルト ビーフカレーソース 1袋 540円
- レトルト ビーフハヤシソース 1袋 540円
また「上野精養軒」は、天皇陛下の思召しにより、内外の賓客の接遇の場である鴨場での料理、接客を担当しています。その鴨場でしか食べられないプディングが、数量限定で販売されています。大変貴重なプディングです。
- 鴨場プディング 2個入り 1,000円 3個入り 1,500円
食べ物以外では、親子パンダが可愛いデザインの「パンダトートバック」が販売されています。A4サイズも入る便利なサイズのトートバックです。
- パンダトートバック 1,100円