京都の壽ビルディング5Fにある「TOBICHI京都」にて開催されている巡回展「ドラえもん1コマ拡大鑑賞展」の詳細を紹介します。展示会で販売されている限定グッズも必見です。
ドラえもん1コマ拡大鑑賞展とは
「ドラえもん1コマ拡大鑑賞展」は、藤子・F・不二雄が描いた漫画『ドラえもん』の原画を拡大した作品を展示している展示会のことです。
展示作品は原画を高解像度でスキャンしたものであり、漫画(紙媒体)を拡大したものではありません。原画の拡大なので、筆跡・写植・ホワイトの修正などのディテールが生々しく観察できる状態となっています。
またそれが、ドラえもん1コマ拡大鑑賞展の見どころでもあります。漫画で見るとシンプルな一コマにも実は手のこんだ編集が施されていることが学べる展示です。
ドラえもん1コマ拡大鑑賞展@TOBICHI京都
「ドラえもん1コマ拡大鑑賞展」は巡回展です。最初は、東京・渋谷PARCOのイベント会場「ほぼ日曜日」で開催されました。
2021年6月5日〜7月28日までは、京都の「壽ビルディング」の5Fにある「TOBICHI京都」で開催されています。なお開催期間は、前期(6月5日~6月30日)と後期(7月2日~7月28日)に分かれており、展示内容の変更が加わるとされています。
「ドラえもん1コマ拡大鑑賞展@TOBICHI京都」の開催情報
・前期:6月5日~6月30日
・後期:7月2日~7月28日
・木曜日定休
・時間:12:00~19:00
・入場無料
TOBICHI京都について
「TOBICHI京都」は、コーピーライターの糸井重里が主催するウェブサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」が運営する店舗です。壽(ことぶき)ビルディング5Fに入居しています。
TOBICHI京都は、「ギャラリー」になったり「イベント会場」になったりしますが、「おしゃれな雑貨屋」という雰囲気です。
ちなみに糸井重里は、スタジオジブリ映画『もののけ姫』のキャッチコピー「生きろ。」を書いた人としても有名です。
壽ビルディングについて
TOBICHI京都が入る「壽(ことぶき)ビルディング」は京都では有名な建造物で、登録有形文化財(歴史的風致形成建造物)に登録されています。洋館のようなレトロな雰囲気があります。
入居している店舗にはクオリティの高い雑貨屋が多いです。ドイツのアパートのような雰囲気があります。
京都で人気の商業施設としても認識されている壽ビルディングは、1927年の竣工。近くにある有名なアール・デコ風ビル「1928ビル」とは、1年違いの竣工です。
ちなみに1928ビルにも話題の店舗が入居しており、ファッションブランドと世界初のコラボとなったブルーボトルコーヒー/ヒューマンメイド1928カフェも人気です。