仕事をしていると、何かと計算しなければいけないことは多い。エクセルをいちいち立ち上げるほどでない、だけど暗算では難しい。そんな時は昔ならではの「電卓」をうまく活用することで、数字への苦手意識が克服できるかも。

計算が苦手・・・

「経理の人ってすごいな・・・私には無理だ」
「一体なんの計算をしてたんだっけ」

ビジネスの世界では数字が命と言われることもあり、上司から「定量的に説明をしろ」(具体的に数字を入れて)と言われたりもすることも少なくはないはず。だけど、数字をみると頭が混乱する、自分が何の計算をしているのかわからなくなる、と数字に対しての苦手意識が拭えない人も多いのが事実。

では、計算が得意な人と苦手な人の差というのはどこにあるのか?
この差は頭の良し悪しではない。
ただ、あるアイテムを使いこなしているかどうかで生まれるのである。

数字に強い人は電卓を使いこなしている

数字に対する意識が高い人=理系、ではない。ただ時間効率のことを考え、すぐに電卓を使って計算する癖がついている というところが、数字に対して苦手意識がある人とない人との違いなのである。

たとえ小さい数字だとしても暗算は使わない。自分で考える時間を割くのではなく、いかに便利なものを利用するかといった効率で行動する人が多いのである。実際に、仕事上で使う数字のほとんどは「数学」ではなく「算数」で、学生の頃に頭を悩ませた図形やグラフ、小数点や関数などを使うことは少ない。

だからこそ理系・文系に関わらず、コツを掴むことで簡単に計算ができるようになる。電卓をすぐに取り出すという行為を繰り返すことで、数字に対する意識が変わるのである。