赤ちゃんの服装は「大人より1枚薄着で」と言われるくらい大人と感覚が異なります。気温や季節によって変えようと言われても、結局どんな服装が良いのか難しいですよね。そこで、これさえ押さえておけば赤ちゃんの服装選びに困らないポイントを紹介します。
赤ちゃんの服装を決めるポイント
ものすごいスピードで成長する赤ちゃん。生後3〜4ヶ月の間に体重は出生児の約2倍に成長し、1歳になるまでに30cmも大きくなるんです! そのため赤ちゃんの服装選びは、月齢に合ったサイズをしっかり選んであげましょう。また季節に合ったコーディネートを意識してあげることも大切です。赤ちゃんは体温調整が苦手なため、着せる服の素材や枚数で温度を調整してあげてください。
ベビー服のサイズ表示を目安に用意しよう!
国内における赤ちゃんの服のサイズは「身長」で表示されています。たとえば、平均的な0〜6ヶ月の赤ちゃんの身長は50cm〜60cmのため、サイズ表示は『50・60』と記載されています。一方、海外製のベビー服は、「1month・2month…」と月齢で表示されることが一般的です。また日本製のベビー服よりも海外製の方が小さめなことがあるので、服装選びの際は気をつけましょう。
(サイズ目安) 0ヶ月…50cm/3kg→サイズ50 3ヶ月…60cm/6kg→サイズ60 6ヶ月…70cm/9kg→サイズ70 12ヶ月…80cm/11kg→サイズ80 2歳…90cm/13kg→サイズ90
【春】3~5月の赤ちゃんの服装
春は日によって温かい日と寒い日があったり、朝夕で寒暖差が激しかったりする季節です。赤ちゃんの体温調節がしやすいように、服装選びでは薄手の洋服を重ね着させるのがポイントになります。肌寒い日は短肌着に長肌着かコンビ肌着を着せて、防寒対策をしてください。外出する際は肌かけやおくるみなどを持参しておくと安心です。また足元は靴下やレッグウォーマーをはかせてあげましょう。
春の月齢別おすすめ服装
・0~3ヶ月 (1)短肌着(orボディスーツ)+ツーウェイオール (2)短肌着(orボディスーツ)+長肌着(orコンビ肌着)+ツーウェイオール
・4~9ヶ月 短肌着(orボディスーツorコンビ肌着)+ロンパース(カバーオール)
・10ヶ月以降 ボディスーツ+パンツ
【夏】6~8月の赤ちゃんの服装
夏は汗をよくかき着替えの回数が増えるため、短肌着とコンビ肌着をそれぞれ5〜6枚用意しておくと安心です。室内で過ごすときは、裾が足下までありズボンのように着られるコンビ肌着一枚で十分です。外出時に冷房が気になる場合は、おくるみや通気性のよいコットン素材のカーディガンを持参しましょう。赤ちゃんの服装は基本肌着1枚だけでも大丈夫ですが、冷房がきいている場合は肌着を重ねたり、おくるみをはおらせたりしてあげてください。また場合によっては足元の冷え対策にレッグウォーマーをはかせてあげるといいですよ。
夏の月齢別おすすめ服装
・0~3ヶ月 (1)コンビ肌着1枚 (2)短肌着+コンビ肌着(or長肌着) (3)短肌着+ツーウェイオール
・4~9ヶ月 (1)ボディスーツorコンビ肌着1枚 (2)ボディスーツ(or短肌着)+ツーウェイオール
・10ヶ月以降 (1)ボディスーツ+短パン(orスカート) (2)ボディスーツ+薄手のロンパース