ロマンチックな夜景が眺められる名所や海の見える公園、2人で思いっきり楽しめるレジャースポットに、絶景が魅力の観光スポットまで、カップルで行きたい神奈川のおすすめデートスポットをご紹介します。
1.横浜赤レンガ倉庫
100年を超える赤レンガ造りの歴史的建造物を利用した、横浜を代表する商業施設。横浜港に面した広場では、「オクトーバーフェスト」や「クリスマスマーケット」など、季節ごとに様々なイベントが行われます。
建物は1号館と2号館にわかれており、横浜限定のお土産が買えるショップや、世界一の朝食として有名な「Bills」など話題のレストランなどがあり、とくに土日は多くの人で賑わいます。また夜は建物がライトアップされ、オレンジ色の柔らかい光に映し出された赤レンガ倉庫がロマンチック。
2.鎌倉の大仏
鎌倉のシンボルと言える「鎌倉の大仏」は、江ノ電「長谷駅」から歩いて7分ほどの場所にある高徳院に鎮座します。高さは11.3m、重さは12tの大きな青銅製の阿弥陀如来様で、国宝に指定されています。大仏の後方の脇に入り口があり、20円の拝観料を支払えば、「胎内拝観」といって大仏のなかに入ることも可能。胎内に照明はなく、背中にある窓から自然の光を取り入れています。
3.山下公園
日本郵船氷川丸がひときわ目を引く臨海公園。横浜港に沿って約700m続く細長い園内には緑も多く、バラやセージなどの花が綺麗に咲いています。また童謡「赤い靴」に登場する女の子をイメージした銅像や、天井のモザイク模様が美しい「インド水塔」などのオブジェも。海を眺められるようにベンチが設置され、潮風をうけながらゆっくり過ごすのがおすすめ。
4.横浜ランドマークタワー
70階建て・高さ296mと日本屈指の高さを誇る、横浜・みなとみらい地区のシンボルタワー。横浜ロイヤルパークホテルをはじめ、レストラン・ショップがあつまる「ランドマーク・プラザ」、プロジェクション・マッピングが好評の野外広場「ドッグヤード・ガーデン」など見どころ満載です。360度横浜の絶景が楽しめる69階スカイガーデンからは、天気の良い日には富士山までも眺められます。
絶景を満喫したあとは「スカイカフェ」に立ち寄りましょう。横浜の夜景をイメージしたソフトドリンク「スカイフロート」や、神奈川のブランド豚・高座豚(こうざぶた)のスモークタンスライスなどが味わえます。
5.横浜・八景島シーパラダイス
4つのテーマ別水族館「アクアリゾーツ」と、絶叫マシーンも楽しめる「プレジャーランド」からなるエンターテイメント施設。
700種類・約12万もの生き物が展示されている「アクアリゾーツ」は、海中を歩いているような感覚になるエスカレーター「アクアチューブ」や、アーチ状の水槽をイルカが自由に泳ぎ回る「ドルフィンファンタジー」など、海の生物を間近で見られるつくりが見どころです。
プレジャーランドでは、海にせり出したジェットコースターをはじめ、本物の海にボートに乗って繰り出すアトラクションなど、大興奮間違いなしのアトラクションが揃っています。
6.長谷寺
鎌倉の大仏が鎮座する高徳院から、徒歩8分ほどの場所にあるお寺です。観音堂に安置されているご本尊の十一面観音菩薩は、高さ9.18mをほこる日本最大級の木彫仏で、そのスケールに感動を覚えることでしょう。また鎌倉でも有数の景勝地で、境内の「見晴台」からは長谷の街並みや相模湾を見渡せます。見晴台のそばには海を眺めながら食事が楽しめる食事処「海光庵」も。
そして長谷寺といえば、アジサイも忘れてはいけません。観音山の傾斜を利用した「眺望散策路」の周辺には40種類以上、約2,500株ものアジサイが群生しています。6月〜7月にかけてさまざまな色のアジサイが咲き誇り、この時期は入場制限がかかるほど多くの参拝客が訪れます。
7.大涌谷
約3000年前、箱根火山の最後の爆発でできた神山火口の爆発跡が大涌谷です。かつては「大地獄」とよばれたこの場所には白煙が立ち込め、強烈な硫黄の匂いがぷんぷん。この景色はかながわの景勝50選に選出されています。大涌谷でぜひ食べておきたいのが、名物の「黒たまご」。ひとつ食べると7年寿命が延びると言われています。
8.港の見える丘公園
横浜ベイブリッジや横浜港を望むパノラマを楽しむことができ、横浜を代表する展望スポットとして昼夜問わず観光客や地元の人々が訪れます。また横浜有数のバラの名所としても知られ、春と秋には園内のイングリッシュガーデンで約110種のバラが咲き誇ります。
そのほかに、横浜出身の作家の資料館「大佛次郎記念館」や「神奈川近代文学館」、「横浜市イギリス館」などの施設もあり、異国情緒が漂うスポットです。
9.よこはまコスモワールド
「ワンダーアミューズ・ゾーン」、「ブラーノストリート・ゾーン」、「キッズカーニバル・ゾーン」の3つのゾーンから成る、都市型立体遊園地。大きな観覧車「コスモクロック21」が目印です。
約30のアトラクションがあり、思いっきり楽しむなら回数券がお得。夜にはライトアップされた遊園地も雰囲気があります。数多くの映画やドラマで、とくにデートシーンに使われることが多く、デートスポットとしてとっても人気があります。
10.新横浜ラーメン博物館
全国の有名なラーメンが一堂に会するラーメンテーマパーク、通称「ラー博」。昭和33年(1958年)の街並みを再現したノスタルジックな館内で、室町時代〜現代までのラーメンに関する展示を見学できるほか、ラーメンの梯子が楽しめます。各ラーメンはミニサイズもあるので、女子でも数杯食べ比べができちゃいますよ。
またラーメン屋だけでなく占いや駄菓子屋なども併設されており、大道芸人によるパフォーマンスが見られることも。
11.横浜港大さん橋国際客船ターミナル
横浜港にせり出す、客船の発着埠頭。24時間出入りできるターミナルの屋上は、訪れる人々を優しく迎え入れるウッドデッキでできており、波をイメージしたゆったりとしたつくりになっています。
またターミナルからの夜景は「日本夜景遺産」にも選定されており、多くのフォトグラファーが訪れます。横浜ベイブリッジや、みなとみらいの高層ビル群など、まるで宝石をちりばめたような景色が魅力です。
12.カップヌードルミュージアム
インスタントラーメンに関する展示や体験を通して、楽しみながらカップヌードルの歴史や概念を学べる施設です。なんといっても一番人気は、オリジナルカップヌードルづくり。自分でデザインした容器に、お好みの具材とスープを入れて、密封したら出来上がり。世界でひとつしかない、自分だけのカップヌードルを作りましょう。
またミュージアム内のヌードルバザールでは、インドネシアのミーゴレンなど、アジアを中心に8か国の麺料理を楽しめます。小ぶりの器で提供されるので、いろいろな国の麺にチャレンジしてみてくださいね。
13.新江ノ島水族館
”えのすい”の愛称で親しまれている「新江ノ島水族館」。1954年(昭和29年)の開館以来、何度もリニューアルを繰り返しつつ、“わくわくドキドキ水族館”をコンセプトに、遊びながら学べる水族館として日々進化しつづけています。
見どころの一つが、館内の水槽では最大規模となる「相模湾大水槽」。水深6.5mの大水槽のなかを、約8,000匹のマイワシの大群が泳ぐ姿は圧巻です。その他、幻想的な世界が広がる「クラゲファンタジーホール」や、マストで見ておきたいイルカやアシカのダイナミックなショー、「なぎさの体験学習館」など見どころが満載。
14.箱根海賊船
桃源台港、元箱根港、箱根町港の3つの港を周遊する観光船。17〜18世紀の帆船戦艦をモデルにした海賊船が芦ノ湖に浮かぶ光景は、箱根を代表する景色です。船は3種類あり、それぞれ外観・内装ともに異なるので、お気に入りの船を選んで乗船しましょう。
18世紀にフランスで建造された第一級戦艦をモデルにした「ロワイヤルⅡ」、18世紀にイギリスで建造された戦艦をモデルにした「ビクトリー」、そして緑の船体が美しい「バーサ」は17世紀前半にスウェーデン国王が建造した戦艦がモデルになっています。
15.箱根彫刻の森美術館
自然の中で彫刻に接する機会をもってもらおうと、昭和44年(1969年)に開館した、国内初の野外美術館です。箱根の山々が望める7万平方メートルの緑豊かな広大な庭園には、約120点の名作を常設展示。また屋外だけではなく、ピカソ館をはじめとする5つの室内展示場に、天然温泉の足湯もあります。
彫刻の森美術館を象徴する塔「幸せを呼ぶシンフォニー彫刻」は、高さ18メートル、内径8メートルの塔です。全面にステンドグラスがはめ込まれた空間は、外からの光をうけて幻想的な世界を見せてくれます。
そして、プレイスカルプチャー(遊戯彫刻)という、子供たちが中に入って遊ぶことができる造形作品があります。遊びの中で自然に、色彩や光の生み出す美しさや、造形の面白さを発見することを目的としているそうです。
16.元町商店街
1859年の横浜開港と同時に誕生したショッピングストリート。山手居留地の外国人相手に商売を始めたのがきっかけで、現在もお洒落なショップが立ち並んでいます。特に2月と9月に行われる「チャーミングセール」では、「キタムラ」など普段は割引をしない横浜ブランドも一斉に値下げするとあって大混雑。
そのほかパン発祥の地として有名な「ウチキパン」や、在留外国人御用達スーパー「もとまちユニオン」など、立ち寄ってみたいショップも数多くあります。
17.箱根ガラスの森美術館
日本初のヴェネチアン・グラス専門の美術館。中世ヨーロッパの貴族の憧れであったレース模様をガラスの中で再現した作品や、色ガラスを組み合わせて作るモザイク・グラス、大理石の模様をモチーフに作られたグラスなど、15世紀〜18世紀にかけてヨーロッパの貴族を熱狂させた作品から、19世紀以降の著名な芸術家の作品まで、約100点が展示されています。
また敷地内の庭園もすばらしく、庭園からヴェネチアン・グラス美術館へつづく橋にかけられたクリスタルガラスのアーチ「光の回廊」が、太陽光に照らされてキラキラと輝く世界はまさに非日常。併設されたガラスの体験工房では、サンドブラストなどの体験ができ、またカフェレストランでは毎日6回、カンツォーネの演奏を行っています。
18.小田原城
15世紀中ごろに築城したとされています。その後、北条早雲が小田原に進出し、5代約100年にわたって、城を中心に関東での勢力を拡大しました。
2016年5月に平成の大改修を終えリニューアルオープン。1階では江戸時代の小田原城、そして2階では戦国時代の小田原城についての展示を中心に行います。天守閣には北条家ゆかりの資料などを展示するほか、標高60mの最上階からは箱根や相模湾までを見渡す絶景を楽しめます。
19.横浜マリンタワー
1961年に建設された高さ106メートルの展望用タワー。灯台をモチーフにしたデザインで、実際に灯台としての機能を果たしていた時期もありました。展望フロアは29、30階の2層になっており、横浜一帯を一望。夜には横浜港やベイブリッジなどのロマンチックな夜景が楽しめます。1〜4階にはレストランやギフトショップなどがはいります。
20.よこはま動物園ズーラシア
世界中の野生動物を、8つのゾーンにわけて展示、飼育、繁殖させている、国内でも最大級の動物園。生息環境展示や世界の気候帯・地域別にゾーン(アジアの熱帯林、亜寒帯の森、オセアニアの草原、中央アジアの高地、日本の山里、アマゾンの密林、アフリカの熱帯雨林、アフリカのサバンナ)をわけることで、世界旅行ができる動物園として人気を集めています。
園内で毎日開催されているバードショーは、各回定員200名の人気ショー。様々な種類の鳥たちが客席の頭上スレスレをフライトし、バサバサッと羽ばたく音と風を体感できます。飼育員さん達のトークも軽快で、観客を飽きさせません。
21.象の鼻パーク
横浜赤レンガ倉庫から、海沿いを少し歩いた場所にある象の鼻パークは、港の景色が広がるのんびりとした雰囲気の公園。明治時代に作られた防波堤が、象の鼻のように湾曲した形になっていたことからこの名前がつけられたそうです。
敷地内には象の鼻テラスというカフェやイベントスペースのある建物もあり、人々の憩いの場として利用されています。また夜には360度どこも見ても綺麗な夜景が楽しめます。
22.星の王子さまミュージアム
サン=テグジュペリの生誕100年を記念して、1999年6月29日に世界ではじめての「星の王子さまミュージアム」が箱根にオープン。一歩足を踏み入れれば、そこにはメルヘンの世界が広がります。
ミュージアムの中心である展示ホールでは、1900年に誕生し、1944年に亡くなるまでのサン=テグジュペリの生涯を紹介。もちろん星の王子さまの世界を紹介する展示も用意されています。
そのほかフジザクラ、アジサイ、クリスマスローズなど四季折々の花を楽しめるヨーロピアンガーデンや、物語の余韻を楽しめるレストラン、そして国内最大級の星の王子さまグッズショップがあります。