味気ない毎日にじわりと旨いスパイスを与えてくれるテレビドラマ。物語に生きる人々に心動かされて、ちょっとした充実感を覚えることも多いものです。そこで、この春も真に迫る演技に思わず見惚れてしまったベストアクターをドラマウォッチャー・林らいみが独断と偏見で選出。勝手に表彰してしまいます。

菅田将暉は何位?春ドラマで良かった主演男優ランキング
(画像=『女子SPA!』より引用)

でもその前に、ドラマ好きの皆さんの意見も聞いてみたくて、春ドラマで主演を務めた俳優を対象にアンケートをとってみました(※)。その結果がこちら。まずは10位から4位を発表します!

松坂桃李、2作主演で4位ランクイン

=============== この春放送されたドラマで良かったと思う主演俳優は?(複数回答)

4位 松坂桃李(NHK総合『今ここにある危機とぼくの好感度について』/テレビ朝日系列『あのときキスしておけば』) 16.0% 5位 鈴木亮平(フジテレビ系列『レンアイ漫画家』) 14.5% 6位 中村倫也(テレビ東京系列『珈琲いかがでしょう』) 12.5% 7位 櫻井翔(日本テレビ系列『ネメシス』) 11.5% 8位 玉木宏(テレビ朝日系列『桜の塔』) 10.0% 9位 西島秀俊(テレビ東京系列『シェフは名探偵』) 9.0% 10位 小泉孝太郎(テレビ東京系列『警視庁ゼロ係~生活安全課なんでも相談室~』) 7.5% ===============

 6位の中村倫也は、『珈琲いかがでしょう』でやんちゃをしていた頃のふてぶてしい様子と、人が変わって珈琲店の店主らしい穏やかな様子を同じ人物の中で演じ分け、さすがの演技力。

『レンアイ漫画家』で堅物で変人の漫画家を演じた5位の鈴木亮平もまた、ガラリと雰囲気を変えて爽やかな人物像を表現してみせたり、そのギャップが魅力的でした。

 4位の松坂桃李は今期、『今ここにある危機とぼくの好感度について』と『あのときキスしておけば』の2作品で主演を務める活躍ぶり。ともに見かけ倒しの冴えない男がハマリ役に。

『女子SPA!』より引用
(画像=『女子SPA!』より引用)