7月に入り、本格的な夏の季節がやってきました。スーパーマーケットには、ズッキーニやトマトなどの野菜が並ぶこの季節。そのまま食べるのもいいけれど、せっかくなのでフランスならではの料理で味わってはみませんか?

今回ご紹介するのは南フランスの家庭料理「ファルシ」。ファルシは、フランス語で詰める、包むという意味。ズッキーニとトマトを使ったファルシのレシピを紹介します。

おもてなしにぴったり!夏野菜のファルシ

夏野菜はお肌にもいい!?トマトとズッキーニで作るファルシ
(画像=『PARIS mag』より引用)

【材料】(2人分)
トマト:2個
ズッキーニ:1本

<フィリング>
合挽き肉:200g
玉ねぎ:1/3個
ベーコンやソーセージ:適量 ※あれば
ナツメグ:少々
塩:小さじ1
こしょう:少々
エルブ ド プロヴァンス:少々 ※プロヴァンスのミックスハーブ
オリーブオイル:適量

【作り方】
1.野菜の中身をくり抜きます。

夏野菜はお肌にもいい!?トマトとズッキーニで作るファルシ
(画像=『PARIS mag』より引用)

トマトはフタになる部分を残して中身をくり抜きます。ズッキーニは縦半分に切って中身をスプーンなどでくり抜きます。

2.具材をみじん切りにします。

夏野菜はお肌にもいい!?トマトとズッキーニで作るファルシ
(画像=『PARIS mag』より引用)

ズッキーニから繰り抜いた中身を刻みます。ベーコン(ソーセージ)と玉ねぎもみじん切りにします。

3.刻んだズッキーニと玉ねぎを炒めます。

夏野菜はお肌にもいい!?トマトとズッキーニで作るファルシ
(画像=『PARIS mag』より引用)

フライパンにオリーブオイルを熱し、[2]の刻んだズッキーニと玉ねぎを炒めしんなりしたら、火を止め、冷ましておきます。

4.フィリングを混ぜます。

夏野菜はお肌にもいい!?トマトとズッキーニで作るファルシ
(画像=『PARIS mag』より引用)

ボウルに<フィリング>の材料をすべて入れ、[3]を加えて混ぜます。

  1. フィリングを野菜に詰めます。
夏野菜はお肌にもいい!?トマトとズッキーニで作るファルシ
(画像=『PARIS mag』より引用)

[1]のくり抜いた野菜に[4]で作ったフィリングを詰めます。

夏野菜はお肌にもいい!?トマトとズッキーニで作るファルシ
(画像=『PARIS mag』より引用)

好みでパン粉(分量外)を振っても良いです(焼き目がつきやすくなります)。

6.オーブンで焼きます。

夏野菜はお肌にもいい!?トマトとズッキーニで作るファルシ
(画像=『PARIS mag』より引用)

[5]にオリーブオイルをかけ、200℃のオーブン(トースターでも可)で15分焼き、全体に火が通ったらできあがりです。

夏野菜はお肌にもいい!?トマトとズッキーニで作るファルシ
(画像=『PARIS mag』より引用)

ズッキーニの緑とトマトの赤が鮮やかで、夏を感じさせてくれる1品です。オーブンで焼くことで、野菜の甘みもぐっと強くなり、お肉の旨みも凝縮されていてとてもジューシー。ナイフを入れると肉汁がこぼれます。
「夏にオーブン料理!?」と思われるかもしれませんが、オーブンに入れてしまえばあとは火を使わないので、熱い夏も楽々調理できちゃうんです。ボリュームがあるのでディナーのメイン料理としてももちろんですが、ホームパーティなどにもおすすめ。

夏野菜はお肌にもいい!?トマトとズッキーニで作るファルシ
(画像=『PARIS mag』より引用)

今回作ったズッキーニとトマトの他、パプリカやナスなどお好みの野菜で作ることもできます。チーズを載せて焼いてもおいしいですよ。

トマトやズッキーニには紫外線から美肌を守るとされているビタミンCも多く含まれているので、夏には特にうれしいお野菜。さらにうれしいことに、体を冷やすと言われているトマトも、生で食べるのではなく火を通すことで体を温める性質になるので安心して食べられます。旬のものをおいしく取りいれて、暑い夏を楽しく過ごしたいですね。


提供・PARIS mag(シンプルで上質なライフスタイルを提案するWEBマガジン)

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