米海軍基地があることで知られる横須賀ですが、基地周辺には一般人も楽しめるエリアがいくつか存在しています。独自の雰囲気を持つ商店街に、戦艦が展示されている公園。それから本物の軍艦が見物できるクルーズ船など、横須賀には見どころがいっぱいです。どぶ板通りを中心とした異国ムード漂う横須賀の街をご紹介します。

アメリカンな空気漂うどぶ板通り商店街

どぶ板通りという名前の由来

横須賀どぶ板通りでショッピング!戦艦が見れる三笠公園とクルーズ船
(画像=まきまき トリップノートより引用)

京浜急行汐入駅、またはJR横須賀駅から数分歩くと、異国の雰囲気が漂うストリートが現れます。ここはどぶ板通りといって、横須賀米海軍基地の正面にある商店街です。

一風変わった呼び名ですが、昔はこの通りの中央にどぶ川が流れていて、通行をよくするために厚い板でふたをしたことから、「どぶ板通り」と言われるようになったそうです。

日本とアメリカが統合された、どこか古めかしい空気の中に、個性あふれるショップが立ち並ぶ異色のエリアです。

どぶ板通りはスカジャン発祥の地

横須賀どぶ板通りでショッピング!戦艦が見れる三笠公園とクルーズ船
(画像=まきまき トリップノートより引用)

どぶ板通りはスカジャン発祥の地というだけあり、様々な刺繍が施されたスカジャンが売られています。

スカジャンには長い歴史がありながら、その人気は今もなお健在で、ファッション業界では注目され続けているアイテムのひとつです。

ブルーと白のツートンカラーの生地に、虎や龍が描かれたデザインが定番となっていますが、よくよく見ると色もデザインも豊富に揃えられています。

かわいいキッズサイズやレディースものもあるので、興味のある方は本場横須賀でお気に入りを見つけてみてはいかがでしょうか。

個性的なファッショングッズ

横須賀どぶ板通りでショッピング!戦艦が見れる三笠公園とクルーズ船
(画像=まきまき トリップノートより引用)

オリジナリティのあるキーホルダーやアクセサリーも豊富です。ドックタグといって名前や生年月日など身元を刻印してくれる金属のタグは、以前日本でもアクセサリーとして大流行しました。

ここにあるものは流行りが過ぎても、魅力は決して衰えることがありません。バッグに数枚ぶら下げてもいいし、ネックレスにしてもおしゃれです。

そのほかブーツやバッグや帽子など、カジュアルなアメリカンファッションを感じさせるグッズがたくさんあるので、どぶ板通りではいつもとひと味違ったショッピングを楽しむことができるのではないでしょうか。

どぶ板通りの飲食店

どぶ板通りは食事ができる小さなお店がたくさんあります。中でも有名なのは米軍基地のゲートの正面にあるハニービーというカフェです。

横須賀どぶ板通りでショッピング!戦艦が見れる三笠公園とクルーズ船
(画像=まきまき トリップノートより引用)

以前はハニービーといったらタコスで有名でしたが、現在はボリューム満点のヨコスカネイビーバーガーもイチオシとなっているようです。

横須賀どぶ板通りでショッピング!戦艦が見れる三笠公園とクルーズ船
(画像=まきまき トリップノートより引用)

夜はアメリカ人の集うバーが並び、アルコールにビリヤードにダーツや音楽を楽しむことができます。

老舗となる古い店も多く、どぶ板通り特有の雰囲気をかもし出しているので、そこに加わっているだけでもじゅうぶんに面白い空間だと思います。