妊娠線を予防したいけど、クリームもいっぱい種類があってどれを選んだらいいか迷ってしまいますよね。今回は、妊娠線予防のおすすめの安い&最強に効果的なクリームなどをご紹介します。合わせて妊娠線の原因やできやすい人などの疑問も解決しちゃいましょう。
妊娠線って何?
妊娠線ができるのは真皮が伸びるから
妊娠線=ストレッチマークは、妊娠してお腹が大きくなってくる頃からできる真皮の断裂跡です。真皮とは、皮膚の下にある皮膚のことです。皮膚は上から表皮→真皮→皮下組織という層で出来ています。お腹が大きくなるにつれ表皮が引っ張られ、真皮がその伸びについていけず妊娠線ができます。
妊娠線は産後薄れてきますが、完全に消えることはない厄介なものです。お腹や胸、二の腕、太ももなどに赤紫色などの線が現れます。
妊娠線が出来始める時期は5ヶ月から7ヶ月
お腹が大きくなってくる5ヶ月~7ヶ月頃に妊娠線ができはじめやすいです。しかし個人差があり、妊娠線予防をしていなくても妊娠線が全く出来ない人もいれば、何本も出来る人がいます。
妊娠線が出来る場所は主に5箇所
胸やお腹、二の腕、太もも、お尻などにできます。しかも、やっかいなことにこの妊娠線は、1度出来てしまうと完全に消えにくいのです。
妊娠線の4つの原因
妊娠線の原因①皮膚の急激な伸びについていけない
妊娠線は、妊娠5ヶ月~7ヶ月に出来やすいと言われています。個人差はありますが、この頃からお腹が大きくなり始めます。すると皮膚が急激に伸びます。しかし、皮膚の下にある真皮部分やコラーゲンなどがその急激な伸びに対応できず、断裂して妊娠線として現れてしまうのです。
POINT
1週間に500g以上の増加は指導の対象に?
あまりの体重増加は、指導される場合も。太りすぎは、妊娠中毒症のリスクが高くなるなど他にも様々なリスクがあります。適度な運動と栄養バランスを整えましょう。だからといって、ダイエットは禁物ですよ。
妊娠線の原因②肌の新陳代謝の低下
妊娠中は、コルチコステロイドというホルモンの分泌量が増えます。このホルモンが増えると、肌の新陳代謝が低下してしまいます。その結果、断裂が起こり妊娠線が出来てしまいます。
妊娠線の原因③お肌の乾燥
お肌の乾燥は、妊娠線に大敵です。お肌が乾燥していると、妊娠線も出来やすくなる原因になってしまいます。毎日保湿してあげることが大切です。
妊娠線の原因④体重の大幅増加
妊娠をしていなくても、体重の増加や急激なダイエットでセルライトが出来てしまうことがありますよね。それと同じで体重の大幅な増加は、真皮が皮膚の伸びに付いていけず、妊娠線が出来てしまいます。
POINT
BMI計算式で自分の肥満度を知ろう
自分のタイプの肥満度、体格指数BMI(Body Mass Index)を知りましょう。BMIの計算方法は、妊娠前の体重㎏÷(身長m)2です。
個人差はありますが、妊娠5ヶ月の安定期に入ると、悪阻も落ち着いて今まで食べれなかった人も食欲も戻ってきます。食べれるようになったからと言って食べ過ぎはダメです。マタニティヨガに通ったり、散歩をしたり適度な運動をして、急激な体重増加には注意して下さい。
理想的な体重増加とは?
BMI | 肥満度 | 理想的な体重増加増加 |
18未満 | 瘦せている | 10~12㎏ |
18~24 | 標準 | 7~10㎏ |
25以上 | 太っている | 5~7㎏ |
妊娠線ができやすい人の特徴とは?
妊娠線ができやすい人の特徴①誰でも出来る
なんと妊娠を経験をした人の半数以上に妊娠線が出来たという結果が出ています。誰もが妊娠線が出来る可能性があります。私には関係ないなんて言っていられません。
妊娠線ができやすい人の特徴②経産婦は80%以上!
さらに妊娠を2、3回以上経験している経産婦の方の約80%が妊娠線が出来てしまっているそうです。また双子など多胎妊娠の方も同様です。
POINT
なぜこんなにも経産婦の方が妊娠線ができやすい?
様々な原因がありますが、原因の1つに自分の身体をいたわる時間がないことが挙げられます。2人目となると1人目の子どもの子育てもあります。子育てと家事などの時間に追われて自分の身体のケアが出来ないので、妊娠線が出来てしまう原因になってしまっています。
妊娠線ができやすい人の特徴③細い人
特に身体がスリム、小柄な方は注意が必要です。身体がスリム、小柄な方でもお腹の赤ちゃんの大きさは標準やそれ以上に大きくなります。なので、妊娠で大きくなるお腹などに皮膚が付いていきにくく、妊娠線が出来やすいと言われています。
妊娠線ができやすい人の特徴④高齢出産
35歳以上の方の出産を高齢出産と言われることが多いです。10代後半~20代前半の若い頃に比べ、お肌の弾力や柔らかさも低下してきてしまうため、妊娠線ができやすいです。
最強の妊娠線予防は?
最強の妊娠線予防|予防は妊娠5ヶ月から始めよう
最強の妊娠線予防は、なるべく早めに予防を始めることです。遅くともお腹が大きくなり始める5ヶ月頃までには始めると良いでしょう。もちろん、悪阻や身体、お肌の調子が悪くなければ、妊娠初期から妊娠線予防を始めても大丈夫です。
POINT
妊娠初期はムリに予防しなくてOK
妊娠初期は、悪阻でニオイやお肌が敏感になりやすくなります。ホルモンの影響があるので、悪阻や身体、お肌の調子が落ち着いてきてから妊娠線予防を意識しましょう。ムリに妊娠線予防でクリームなどを塗ると余計にお肌がかゆくなったり、状態が悪化してしまうことがあるので、焦らず身体と相談して進めてください。
最強の妊娠線予防|身体全体を保湿
最強の妊娠線予防は、身体全体を保湿することです。新陳代謝の低下はターンオーバーが抑制され、お肌の弾力がなくなってしまいますので、油分、水分を補うために妊娠線予防オイルやクリームを塗るのが大切です。
妊娠線は、お腹だけでなく、胸や二の腕、太もも、お尻など全身に出来ます。お風呂上がりには、全身に保湿クリームなどをたっぷり塗りお肌の乾燥を防ぎましょう。毎日するのがポイントです。
最強の妊娠線予防|葉酸を摂る
最強の妊娠線予防で摂るべきものは「葉酸」です。お肌のターンオーバーを手助けしてくれる「葉酸」は、妊娠の時にサプリメントなどでも摂るようにと国からも言われていますよね。実は、葉酸は妊娠線予防にも効果があります。葉酸を身体の中からも外側から塗って妊娠線を予防しましょう。