現在密かなブームになっている工場見学。でも、工場は広い土地を必要とすることから、都心からは結構遠く、駅からもまたバスなどを利用するところが多いため、ちょっと訪れるのが大変…ということも。しかし、今回ご紹介する「味の素 川崎工場」は東京駅からわずか37分、横浜駅からだとわずか13分の京急線鈴木町駅の目の前にあるという交通の便のよさが魅力です。もちろん工場見学自体もとても楽しいですし、なんとおいしい試食体験とお土産付きです!
味の素 工場見学の理念
味の素株式会社では「原料のおいたちから、製造、品質管理に至る、商品のできる全ての工程が、目で見て触って理解して」ほしいと願い工場見学を提供しています。工場見学ができるのは、「東海工場」、「九州工場」、そして今回ご紹介する「川崎工場」です。
川崎工場はとても歴史のある工場!
味の素 川崎工場は大正3年からある、とても歴史のある工場です。工場全体の敷地面積は約10万坪、およそ東京ドーム8個分。約3,000人の方が勤務しているそうです。京急線鈴木町駅の改札を通ればすぐ工場という立地も魅力です。
見学をするのは、工場内の「うま味体験館」という施設。
改札を出てからは「アジパンダ」の足跡をたどっていきましょう。
うま味体験館に入ると「アジパンダ」がお出迎え。
体験館のお姉さんに撮影をお願いすると「はい、アジパンダ!」という掛け声で写真を撮ってくれますよ。
川崎工場で見学できるツアーは?
川崎工場では以下の3つが工場見学のコースとして提供されています。
1)「ほんだし」コース(所要時間90分、対象年齢 なし)
「ほんだし」が完成するまでの工場見学や鰹節削り体験ができます。また、うま味体験や「ほんだし」を使ったおにぎりの試食ができます。
2)「味の素」コース(所要時間90分、対象5歳以上)
「味の素」ができるまでの説明を聞いてから、包装工場の見学をします。工場と同じ環境で、味の素を瓶に封入する体験ができます。
3)「Cook Do」コース(所要時間90分、対象年齢 小学5年生以上)
味の素の商品「Cook Do」ができるまでの工場見学とうま味体験、Cook Doを使った調理・試食体験ができます。
今回は「Cook Do」コースのご紹介をします。
「Cook Do」コース主な見所
受付を済ませ、ネックストラップとパンフレットをもらったら、待ち合わせスペースで開始時間を待ちましょう。
1) シアター見学
うまみと共にあった日本人の食の歩みを、360度の大迫力スクリーンで体感します。時々出てくる「アジパンダ」がキュートです。
2) いよいよ工場見学へ!
かわいいアジパンダバスに乗って工場見学へ。
工場内の「Cook Do工場前」というバス停で下車。建物の中に入って、実際に商品を作っているところを見ながら解説を聞きます。 Cook Doが作られていく工程はもちろん、材料にもこだわりを持って作られていることなどを学べます。
ここでは写真撮影は禁止ですので、写真でお見せできないのが残念ですが、とても迫力のある「生産」場面でした。
3) うま味体験
「うま味体験館」に戻ってきてから、2階にあるキッチンへ。まずは「うま味体験」をします。
味噌をお湯で溶いただけの「味噌湯」を飲み、その後に「味の素」を加えると…?
味の変化を知り、うま味の大切さを学ぶことができます。
4) Cook Do 調理・試食体験
かわいいアジパンダのバンダナとエプロンを借りて、調理開始。インストラクターの方がとても丁寧に調理方法を教えてくれますので、料理が苦手な方も絶対に美味しく作れます。
調理の順番通りに材料が配置されているので、迷うこともありません。同じテーブルの方3~5人と一緒に共同作業で作り上げていきます。
試食には小さな「おにぎり」つき!
最後に、記念撮影をして工場見学は終了です。
インスタ映えするような「巨大Cook Do」のパッケージも撮影用に用意されています!