嵐ファンの中で密かにブームになっている嵐三社巡り。嵐三社とは、福岡県糸島市とお隣の福岡市西区にある「二宮神社・櫻井神社・潤神社」の三社です。今回は嵐三社に加えて、二宮神社と潤神社のお守りが購入できる産宮神社の四社を巡るコースをご紹介します。
海をバックにひっそりと建つ二宮神社
嵐のコンサートチケット当選祈願や、コンサート前後に聖地巡礼として訪れたりと、今や話題の嵐三社。その中で、福岡空港や博多駅から一番近いのが「二宮神社」です。福岡県西区の住宅街の中にひっそりと建ち、今津湾をバックに景色が良い場所に所在しています。
表の鳥居をくぐり中に入ると、左手に手水舎、右手に藤棚の木があります。こちらの藤棚は春になるととても綺麗な花が咲き、二宮神社の名物となっています。
二宮神社の歴史
二宮神社は、もともと現在の今宿小学校がある場所にありましたが、約300年ほど前に現在地に移されたといわれています。表の鳥居前の通りは、旧唐津街道として栄えた場所で、かつては宿場町として賑わっていたそうです。
主祀神は「埴安真(はにやすしん)」で、稲の生産豊穣・疫病厄除け・福徳開運の御利益があると言われています。夏になると「夏越祭り」があり、地元の人たちに親しまれている神社です。
二宮神社の御朱印やお守りは?
二宮神社は無人の神社のため、お守りや御朱印はその場では頂けません。しかしこちらを管理している「産宮神社」に行くと、二宮神社のお守りを購入できますので、お守りがほしい場合は、産宮神社も訪れてくださいね。残念ながら、御朱印はありません。
二宮神社へのアクセス方法
車の場合は、博多駅方面や福岡空港から国道202号線を通り、今宿1丁目を目指してください。二宮神社前の道は狭く、表から車では入れません。車で行かれる際は、海沿いの方にまわると駐車スペースが1台ありますので、そちらをご利用ください。
JRを利用の場合は、JR筑肥線今宿駅から海方面に真っ直ぐ5分ほど歩くと到着します。
あらゆる縁を結ぶ櫻井神社
二宮神社から車で約20分の場所に位置するのが、嵐神社の中で最も際立っている「櫻井神社」です。あらゆる縁を結ぶ神社として知られており、嵐ファンが「嵐と縁があるように、コンサートのチケットがありますように」と祈願する神社としても知られています。
櫻井神社の歴史
櫻井神社の始まりは、慶長15年(1610年)6月1日から2日の朝にかけて大雷雨に見舞われた際、突如一線の光とともに岩戸神窟が開き、御神霊が現れたことに由来します。その後霊験あらたかな出来事が続き、それが噂となって当時の福岡藩二代目藩主・黒田忠之公の耳に入ったことをきっかけに神社が創建されました。
御祭神は、神直日神(かむなおひのかみ)・大直日神(おおなおひのかみ)・八十枉津日神(やそがまつひのかみ)で、厄除け・縁結びの御利益があるといわれています。