住宅購入に際して、住宅ローンを利用する人がほとんどでしょう。しかし、一生に何度も利用するものではないため、仕組みがわからないまま借りて失敗する人も少なくないようです。場合によっては1,000万円以上損しているかも?ありがちな失敗談を参考に、失敗を回避しましょう。

シミュレーションで失敗!

「住宅ローンを組んだときは、夫婦共働き。その年収をもとにシミュレーションして返済額を決めました。しかし、その後子どもが2人誕生し生活スタイルが一転します。子どもが生まれても共働きの予定が、保育園に入れず妻は専業主婦に。何かと子どものお金もかかり、変化を見据えた計画を立てておくべきだったと反省しています。」(30代男性・公務員)

今は余裕の返済計画でも、生活の変化とともに年収が変わる可能性も。現状はもちろんのこと、将来を見据えた返済計画が必要でしょう。

ローンの比較検討をせずに失敗!

「住宅ローンは複雑でよくわからず、営業マンに言われるがまま決めました。他の金融機関の方が借り入れ金利を低く設定していることに気がついたのは、住宅ローンを組んで10年後のこと。きちんと比較しなかったことを後悔しました。」(40代男性・食品会社)

住宅会社や不動産会社は、提携している住宅ローンを勧める可能性大です。会社の都合のいい住宅ローンであって、あなたに本当に合った住宅ローンではないかもしれません。面倒だからと理解することを放棄せず、きちんと比較検討してみることをおすすめします。