【5】日本茶の魅力を発信する老舗茶舗「茶房 一笑」
江戸時代末期創業の日本茶専門店で、一番摘みの良質な茎を、浅く焙じ旨みを引き出した加賀棒茶(かがぼうちゃ)の老舗でもある「丸八製茶場(まるはちせいちゃじょう)」。その本格的なほうじ茶を味わえる直営店が、こちらの「一笑(いっしょう)」です。元お茶屋だった町家を、中庭や格子窓などを活かしてスタイリッシュに改装したお店で、有意義なひと時を過ごせます。
定番の「献上加賀棒茶」や「香寿(こうじゅ)」、「季節のほうじ茶」の、3種類のほうじ茶のうち、1種類を飲むことができます。香りや風味が異なりますが、すっきりとした味わいを楽しめます。水出しのほうじ茶も飲めるので、ぜひ飲み比べてみましょう。
急須でいただくほうじ茶には、地元の干菓子が付いているほか、追加料金で季節の生菓子を味わえます。江戸時代末期に創業した「石川屋本舗(いしかわやほんぽ)」の寒天菓子・かいちんも付いてくるので、絶品のほうじ茶と一緒に味わってみて。
【6】真っ黒な最中スイーツが味わえる「甘味カフェ 茶ゆ」
旧二番丁通りの入口に位置する甘味処「茶ゆ(ちゃゆ)」。地元の食材を使ったオリジナルのジェラートを提供しているほか、お店の2階にはカフェも併設しており、アイスクリームやあんみつ、ぜんざいといったスイーツも堪能できます。
おすすめは「東山もなかセット」。ひがし茶屋街の近くにある、明治時代創業のお茶専門店から仕入れた抹茶や棒茶、醤油や味噌、さらに能登産のブルーベリーなど、数十種類あるアイスの中から2種類を選んで、竹炭が入った最中でサンド。パリッとした食感とともに、上品な甘さを味わえます。
【7】金箔スイーツ&グッズが勢揃い!金箔の老舗「箔一」
金箔の生産量が日本一の金沢。そんな金箔商品を扱うお店の代表ともいえるのが「箔一(はくいち)」です。金箔が散りばめられたあぶらとり紙や化粧品をはじめ、お菓子や雑貨など、金箔を使った商品を多く取り揃えています。
お菓子では、ビターチョコのパウダーと金箔を散りばめた「チョコボーロ」(1箱・税込432円)をはじめ、マシュマロ(1箱・税込432円)やいちごチョコ(1箱・税込540円)といった金箔スイーツを販売。丹波産の黒豆が入った小豆ようかんに金箔が入った「金箔黒豆ようかん」(1箱5個入り・税込1,620円)なども販売しています。
さらに、金箔を1枚まるごとのせた「金箔ソフト」も提供!ソフトクリームに金箔をトッピングする瞬間を撮影することもでき、インスタグラムやツイッターといったSNSへのシェアにピッタリですよ♪
【8】金箔を使ったコスメアイテムが勢揃い!「茶屋美人」
ひがし茶屋街の旧二番丁通りにある「茶屋美人(ちゃやびじん)」。金箔の老舗・箔座(はくざ)が手掛けるコスメショップで、金箔を配合したスキンケアグッズや化粧品、食品を販売しているほか、喫茶スペースも併設されています。
コスメアイテムでは、梅の香りがする金箔入りの「CHAYA cosme (チャヤコスメ)クリームフォーボディ」(50グラム・税込1,430円)や、ハンドクリーム(1本・税込1,320円)、アイシャドウ(税込2,420円)など、女性に人気のアイテムを取り揃えています。
また店内には、茶屋のひとつ「旧かみや」の土蔵(どぞう)があります。明治時代に建てられた蔵で、金沢市の有形文化財に指定。襖の引手や長押の釘隠など、貴重な建造物を見学できるので、立ち寄ってみて。
【9】金沢らしいオリジナルの雑貨が手に入る「くるみや」
手ぬぐい(1枚・税込880円~)では、加賀野菜をはじめ、茶屋街の町並みや雪吊り、ズワイガニなど、金沢の名物を描いたものなど、1,000種類以上取り揃えているほか、かわいいデザインをした巾着も手に入ります。
【10】のどぐろを使った絶品ランチが味わえる「東山 志」
2018年7月にオープンした日本料理のお店「東山 志(ひがしやま よし)」。ランチでは、能登牛やのどぐろ、新鮮な魚介類を使った料理を予約なしで味わえるほか、ディナーでは、加賀野菜や海の幸を使った創作コース料理を堪能できます。
ランチでおすすめの一品は、「のどぐろ炙り石焼き丼」。熱々の石釜に黒米入りご飯を盛り、新鮮なのどぐろの半身と金箔、わさびをトッピング。特製の醤油をたらし、混ぜて食べます。焦がした醤油の香りとともに脂がのったのどぐろの旨みを楽しめます。
【11】SNS映えしそう!進化形コロッケの専門店「VILLE DE CROQUETTE」
ひがし茶屋街の入口に位置する「VILLE DE CROQUETTE(ヴィレ・デ・クロケット)」。フランス語で“まちのコロッケ屋さん”の意味で、金沢の食材を使った色とりどりのコロッケを味わうことができ、観光客はもちろん、地元の方にも人気を集めています。
人気の一品は、「金澤クロケット」。具材には、加賀野菜・五郎島金時と甘えびが使われており、白だしのムースと金箔をトッピング。サクッとした食感とともにとろけるような甘さも感じ、くせになるような美味しさです。この他にも、「たこ・レンコンと枝豆」(税込380円)や、濃厚なチーズが入った「アランチーニ」(税込360円)もおすすめです。
【12】昭和初期創業!きんつば一筋の老舗菓子店「きんつば中田屋」
「きんつば中田屋」は、昭和初期に創業した老舗菓子店。北海道産の大納言小豆を使ったきんつばや最中、羊かんなどを販売しているほか、2階にあるカフェ「和味(わみ)」では、能登大納言小豆を使ったケーキを味わえます。
人気の「きんつば」は、薄焼きの皮に大納言小豆がたっぷり入った一品。しつこくなく、しっとりとした甘さが魅力です。この他にも、青えんどう豆を使った「うぐいす」(1個・税込195円~)や、「鍔(つば)もなか」(1個・税込152円~)、さらにあんこ入り最中「Nagomi(ナゴミ)」(6組・税込1,458円)などのスイーツも提供しています。
この記事を書いたライターから一言
約2年ぶりに金沢に訪れました。特にひがし茶屋街は、昔ながらの雰囲気は変わってなく、落ち着いた雰囲気の中で散策できるほか、グルメやショッピング、観光も楽しめるスポットやお店も集まっており、老若男女を問わず、楽しめます。ぜひ金沢に来た際は、兼六園や金沢21世紀美術館といったスポットと合わせて、立ち寄ってほしいと感じました。(サトホーク)
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