JR川崎駅から歩いてすぐのところにある商業施設「川崎ルフロン」内に2020年7月、日本初となる商業施設内にある水族館「カワスイ 川崎水族館」がオープンしました。水辺の生き物やおしゃれなグルメなど、見どころ満載!今回は、ショッピングの行き帰りに立ち寄りたい川崎の新スポット「カワスイ 川崎水族館」の見どころをご紹介します。

「カワスイ 川崎水族館」ってどんなところ?

【川崎水族館】で“水辺のオアシス”を体感!5つの見どころガイド1.jpg
(画像=サトホーク カワスイ 川崎水族館、トリップノートより引用)

「カワスイ 川崎水族館」は、川崎駅東口から歩いてすぐのところにある商業施設「川崎ルフロン」の中にある水族館。ルフロンの大規模リニューアルに伴って2020年7月にオープンしたスポットです。日本初となる商業施設内にある水族館で、海や川の生きものたちと触れ合えるのが特徴です。都会にいながら、世界の水辺を旅しているかのような雰囲気を楽しめます。

【川崎水族館】で“水辺のオアシス”を体感!5つの見どころガイド1.jpg
(画像=サトホーク プロローグ、トリップノートより引用)

館内は、「世界の美しい水辺」をテーマに近くを流れる多摩川流域に生息する生きもののほか、アジアやアフリカ、南米など、最先端の技術を用いて、世界の様々な環境で暮らす生きものを展示しています。入場ゲートをくぐると、最初に出迎えるのが「プロローグ」。プロジェクションマッピングを使って、館内で展示する生きものの姿を見ることができます。

【川崎水族館】で“水辺のオアシス”を体感!5つの見どころガイド1.jpg
(画像=サトホーク、トリップノートより引用)

また一般的には、展示されている魚や動物たちの解説を紹介するフリップがありますが、カワスイではQRコードを活用しています。スマートフォンのカメラで読み取ると、展示している生きものを紹介するWebページにアクセスでき、誰でも生きものたちの生態を知ることができます。

【川崎水族館】で“水辺のオアシス”を体感!5つの見どころガイド1.jpg
(画像=サトホーク、トリップノートより引用)

さらに世界初の「リンネレンズ スクリーン」と呼ばれるタッチスクリーンがあります。水中ライブカメラとAIを駆使したディスプレイで、水槽内の生きものとその解説が表示されています。水槽の周辺が混んでいてじっくり見られない方でも、生きものの生態について知れると好評です。

【見どころ1】多摩川をはじめとした生きものたちに出会える「10階フロア」

地元・川崎周辺をはじめとした生き物たちに注目!「多摩川ゾーン」

【川崎水族館】で“水辺のオアシス”を体感!5つの見どころガイド1.jpg
(画像=サトホーク 多摩川ゾーン、トリップノートより引用)

「プロローグ」を経て、最初に紹介するのは「多摩川ゾーン」。東京と神奈川の境に流れる多摩川(たまがわ)の上流から中流、下流に生息する川の生きものたちが展示されており、多摩川の自然を体感できます。

【川崎水族館】で“水辺のオアシス”を体感!5つの見どころガイド1.jpg
(画像=サトホーク、トリップノートより引用)

主に生息しているのは、油のようなヌメヌメしたような体が特徴的な「アブラハヤ」をはじめ、川崎市で保全活動を行っている貴重な「ホトケドジョウ」、さらに最小のうろこが特徴の「ゼニタナゴ」など。数十種類以上の生きものたちの姿を見ることができます。

見た目が美しくて不思議な生きものたちに出会える「オセアニア・アジアゾーン」

【川崎水族館】で“水辺のオアシス”を体感!5つの見どころガイド1.jpg
(画像=サトホーク アジア・オセアニアゾーン、トリップノートより引用)

多摩川だけでなく、世界各地に生息する海や川、森の生きものたちを見られるのも、カワスイの魅力のひとつ。カメなどの海の生きものから、「ワライカワセミ」や「フクロモモンガ」といった森の生きものまで多彩な種類の動物たちを鑑賞できます。

【川崎水族館】で“水辺のオアシス”を体感!5つの見どころガイド1.jpg
(画像=サトホーク スッポンモドキ、トリップノートより引用)

見どころのひとつが「スッポンモドキ」。オーストラリアやパプアニューギニア近海に生息する生きもので、口先と鼻の穴が豚のように見えるのが特徴。ドーム状に盛り上がる甲羅を背負って、泳ぐ姿を見ることができます。

【川崎水族館】で“水辺のオアシス”を体感!5つの見どころガイド1.jpg
(画像=サトホーク キッシンググラミー、トリップノートより引用)

この他にも、インドネシアやマレー半島近海に生息するお魚で、キスをしながらオス同士でケンカをする「キッシンググラミー」や、サメのようなヒレや体型が特徴的な「シルバーシャーク」など、東南アジアからオセアニア近海に生息する生きものたちの姿を見ることができます。

最古の大地に息づく生きものたちに注目「アフリカゾーン」

【川崎水族館】で“水辺のオアシス”を体感!5つの見どころガイド1.jpg
(画像=サトホーク、トリップノートより引用)

アフリカゾーンでは、コンゴ川流域をはじめとしたアフリカの水辺で生息する生きものたちを紹介しており、レモンのように黄色い体色が特徴的な「ネオランプロローグス・レレウピィ」など、タンザニア西端にある淡水湖「タンガニーカ湖」に生息するカラフルな魚たちを鑑賞できます。

【川崎水族館】で“水辺のオアシス”を体感!5つの見どころガイド1.jpg
(画像=サトホーク パンサーカメレオン、トリップノートより引用)

またマダガスカル北部に生息し、ヒョウ柄っぽく見える「パンサーカメレオン」や夜行性の猿「ショウガラゴ」も見ることができます。人類が誕生したといわれているアフリカ大陸で生息する海や川、森の生きものたちをチェックしてみては。

【川崎水族館】で“水辺のオアシス”を体感!5つの見どころガイド1.jpg
(画像=サトホーク BODEGA、トリップノートより引用)

またアフリカゾーンと9階への下りエスカレーターの近くには、ワゴン式の売店「BODEGA(ボデーガ)」があります。アマゾンで親しまれている「売店」を意味しており、駄菓子や飲み物、ぬいぐるみなどの雑貨を販売しています。

【見どころ2】南米の生きものと出会える「9階フロア」

生きものたちのオアシス「南アメリカゾーン」

【川崎水族館】で“水辺のオアシス”を体感!5つの見どころガイド1.jpg
(画像=サトホーク パンタナルエリア、トリップノートより引用)

ここからはカワスイの9階フロアについてご紹介します。「南アメリカゾーン」では、アマゾン川をはじめとした南米に生息する海や川、森の生きものたちを紹介。中でもブラジル南西部やパラグアイ、ボリビアにまたがる世界最大の湿地「パンタナル自然保護地域」を再現した「パンタナル エリア」では、約8,000匹の熱帯魚が展示されています。

【川崎水族館】で“水辺のオアシス”を体感!5つの見どころガイド1.jpg
(画像=サトホーク、トリップノートより引用)

主に見ることができるのは、青紫色のように見える高貴な熱帯魚「インパイクティス・ケリー」や、頭部が赤いのが特徴的な「レッドノーズテトラ」、鉛筆のように細長い体をした「ペンシルフィッシュ」など。貴重な熱帯魚を鑑賞できます。

【川崎水族館】で“水辺のオアシス”を体感!5つの見どころガイド1.jpg
(画像=サトホーク グリーンイグアナ、トリップノートより引用)

また「パンタナルエリア」の水槽から少し歩いたところには、「グリーンイグアナ」が展示されています。メキシコから南米北部に生息しており、のんびりした姿を見られます。

【川崎水族館】で“水辺のオアシス”を体感!5つの見どころガイド1.jpg
(画像=サトホーク、トリップノートより引用)

さらにブラジル北東部にあるレンソイス国立公園を再現した「レンソイス エリア」では、公園内に生息する生きものたちを展示しています。白や黒、黄色のひれが特徴的な「プリステラ」や、世界で最も美しいカエルと言われている「コバルトヤドクガエル」など、海や川沿いに生息する生きものたちを見るのも面白いです。