新型コロナウイルス感染症の影響で、時短営業を余儀なくされた外食産業は大きなダメージを受けています。しかし、そんな中でも業績を伸ばしているのがデリバリー形態の産業です。今回の記事では、特にコロナ禍で業績を伸ばした「銀のさら」の魅力を紹介します。

コロナ禍でも経常利益84.9%増

銀のさらを運営するライドオンエクスプレスホールディングスの2020年3月期の決算(連結)は、売上高253億8,400万円(前年比20.7%増)、経常利益24億3,000万円(同84.9%増)でした。

宅配寿司市場に占める、銀のさらのシェアは52.3%と半数を超えています。コロナの影響で、外食産業は時短営業を余儀なくされましたが、デリバリー産業は規制がなかったことで需要が増えました。

店舗経営の場合、良い立地に店舗を構えれば固定費(店舗費用)がかかります。また、顧客の回転率を考えなければいけません。一方、デリバリー産業は外食産業よりも固定費用を抑えて経営できるのがポイントです。

安定的なおいしさが魅力

2.銀のさら、業績、コロナ
(画像=筆者撮影)

1ユーザーではありますが、筆者も月に2回は銀のさらで注文します。お寿司という繊細な食べ物でありながら、寄れないように丁寧に配送。安定した美味しさを提供してくれます。

平日11時〜14時限定のランチは、950円(税込)で、握り寿司やチラシ寿司にうどんやお味噌汁を付けることができるので、お得感も大きいでしょう。

スマホから簡単に注文ができ、合計金額1,500円以上から配送してくれます。子どもがいるご家庭では外食はハードルが高いのですが、銀のさらなら家庭で美味しいお寿司を食せますね。

にぎり寿司は3種類から選べます。「華ちらし」は見た目も鮮やかでいろいろなネタが食べられお得感アップ。ランチのサイドはうどん・味噌汁・お茶・アイスクリームから選べます。

アフターコロナも好調が予想される銀のさら

コロナ禍でも、大きく業績を伸ばした銀のさら。デリバリー文化が浸透したことや女性の社会進出で出前に頼ることが定番化した今、アフターコロナも需要は続くと考えられます。

デリバリーとは言え、お寿司のクオリティも高い銀のさら、ランチの選択肢に入れてみてもいいかもしれません。

文・勝目麻希(金融ライター)

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