松たか子主演の春クールドラマ『大豆田とわ子と三人の元夫』(フジテレビ系、火曜午後9時~)に6話のラストから途中出演すると、いきなりツイッターのトレンド入りを果たした俳優のオダギリジョー(45)。
彼が演じた小鳥遊大史は、暇さえあれば数式に没頭している柔和な男性かと思いきや、実は松たか子演じる主人公の会社を買収した企業の法務部長でもあったというミステリアスな雰囲気を放つ色男。その後の出演回でもSNSを賑わせて「かっこいい」「惚れ直した!」「座っているだけでセクシー」「色気がヤバイ」といった声が多数寄せられるなどの反響を巻き起こしました。
アラフォーになって再ブレイクを予見させるイケメン俳優・オダギリジョーがバチクソにカッコいい役を演じた映画やドラマを5作紹介していきます。
つかみどころのない変人警察官・霧山を演じた『時効警察』
何と言っても、バリバリのイケメン俳優・オダギリジョーのイメージを一新させた『時効警察』シリーズ(テレビ朝日系、2006年ほか)は外せないでしょう。彼が演じたのはモジャモジャパーマにメガネがトレードマークの “趣味”で時効が成立した事件を捜査する風変わりな警察官・霧山修一朗。つかみどころのないおっとりした雰囲気とたびたび飛び出すシュールなセリフが印象的でした。ルックスの良さはもちろん、その唯一無二の存在感にハマった人も多いのではないでしょうか。
『東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~』のボク
リリー・フランキーの同名小説を映画化した『東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~』(2007年公開)でのボク役でも独特のカッコよさを発揮しました。堕落した生活を過ごす売れないイラストレーター時代の“ダメ男”っぷりと、女手一つで育ててくれたオカン(樹木希林)を優しい眼差しで健気に看病する姿とのギャップには何度見ても泣かされます。当初、「自分には無理」と主演を断り続けていたそうですが、彼以外にこの役を演じられた俳優はいなかったでしょう。