2日目午前:日本最古の建築様式をもつ「丸岡城」&日本初の専門博物館「福井県立恐竜博物館」へ
2日目の午前中は、まずは織田信長の名を受けて築城された「丸岡城」へ。城見学を終えた後は、40体以上の恐竜全身骨格が展示されている「福井県立恐竜博物館」を訪れましょう。
笏谷石製瓦の屋根にも注目の「丸岡城」
まず訪れる「丸岡城」は、現存する天守閣では日本最古の建築様式をもつ平山城。天正4年(1576年)、織田信長の名を受け、柴田勝家が甥の勝豊に築城させました。
外観は二層、内部は三層の望楼式天守閣で、屋根が笏谷石製瓦で葺かれているめずらしい作りです。
敷地内には約400本ものソメイヨシノが植えられており、”日本のさくら名所100選”にも選出。夜にはライトアップされた丸岡城が、桜のなかに幻想的に浮かび上がります。
化石発掘が盛んな福井ならではの「福井県立恐竜博物館」
丸岡城に続いて訪れる「福井県立恐竜博物館」は、多くの恐竜化石が発見されている福井県を象徴する博物館。日本ではじめて恐竜の展示を中心に行う博物館として平成12年に開館しました。
40体以上の恐竜全身骨格でスケールの大きさを実感できるほか、恐竜の森を再現した大型ジオラマでは、地球史の壮大なロマンを感じることができ、大人から子供まで楽しく学習できます。
また館内のカフェレストランでは恐竜をモチーフにしたメニューやご当地グルメを味わえ、ミュージアムショップではオリジナルの恐竜グッズが手に入りますよ。
2日目ランチ:「けんぞう蕎麦」で越前名物のそばをいただこう
福井県立恐竜博物館の見学を終えたら、午後の目的地である「永平寺」方面へ。ランチは永平寺町にある人気店「けんぞう蕎麦」でいただきましょう。
けんぞう蕎麦は「全日本素人そば打ち名人大会」で2年連続最優秀賞を受賞したご主人が開店した蕎麦店。古民家風の店内で田舎の雰囲気を味わえるのも魅力です。
主なメニューは、蕎麦に大根おろし入りの出汁をかけていただく福井名物の「おろし蕎麦」と「けんぞうそば」の二本立て。名物の「けんぞうそば」は、辛味大根のピリリとした辛味がクセになる人続出の人気メニューです。
2日目午後:風雅な絵天井も見どころの古刹「永平寺」&戦国時代の城下町跡「一乗谷朝倉氏遺跡」へ
福井ならではのおそばでお腹を満たしたら、午後はまず寛元2年(1244年)開山の名刹「永平寺」へ。
参拝後は寺近くにあるごま豆腐の人気店「永平寺胡麻豆腐の里 團助」に立ち寄ったあと、当時の建造物も復元された城下町跡「一乗谷朝倉氏遺跡」を訪れてみましょう。
多数の僧が修行に励む「永平寺」
「永平寺」は寛元2年(1244年)に道元禅師によって開かれた曹洞宗の大本山。現在もつねに200名ほどが修行生活に励んでいます。
33万平方メートルにもおよぶ広大な敷地内には、山門・仏殿・法堂・僧堂・大庫院・浴室・東司など修行の中心となる七堂伽藍をはじめ、70余りの建物がたたずみます。
見どころのひとつが、拝観ルートになっている傘松閣(さんしょうかく)2階の「絵天井」。230枚もの美しい絵が天井一面描かれており、うっとり眺めたくなります。
限定の「生」ごまどうふが人気の「永平寺胡麻豆腐の里 團助」
永平寺への参拝を終えたら、次の目的地である「一乗谷朝倉氏遺跡」へ移動する前に立ち寄りたいのが「永平寺胡麻豆腐の里 團助」。明治21年(1888年)に創業した、永平寺御用達の胡麻豆腐店です。
創業以来、変わらない製法でつくる「生」ごまどうふは、直売店限定販売。店内にはカフェスペースもあり、生ごまどうふのほか、胡麻豆腐入りぜんざい 、黒胡麻アイスなどがいただけます。
また常温で持ち運べる胡麻豆腐や永平寺そばなどを販売しているので、お土産購入にもおすすめです。
タイムスリップ気分で散策できる「一乗谷朝倉氏遺跡」
永平寺・團助に続いて訪れる「一乗谷朝倉氏遺跡」は、戦国時代、織田信長に滅ぼされるまで103年にわたって繁栄した朝倉氏が築き上げた城下町跡。国の特別史跡・特別名勝に指定されています。
朝倉家が滅亡後、400年もの間放置され、土砂や田畑の下に埋もれていましたが、現在は館跡礎石、唐門、南陽寺跡、武家屋敷などが復元されています。朝倉家の暮らしぶりに思いを馳せながら、タイムスリップ気分で敷地内を散策してみて。
提供:トリップノート
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