コロナ禍ではありますが、毎年6月は紫陽花が咲き誇る時期となります。梅雨の雨の下またはライトアップされた中で咲く、美しい紫陽花を見に訪れるのはいかがでしょうか。コンパクトに宇治を満喫できるよう、三室戸寺のあじさいと、周辺のオススメスポットを併せてご紹介します。

三室戸寺とは

半日で楽しもう!三室戸寺の花(あじさい園)を中心とした宇治の観光とグルメ1.jpg
(画像=まき、トリップノートより引用)

三室戸寺は約1200年前に光仁天皇により御室戸寺として開かれました。歴代天皇に大切にされ、光仁・花山・白川三帝がこちらを離宮とされたことから御室を三室に代え、三室戸寺と呼ばれるようになったと言われています。『源氏物語 宇治十帖』の舞台にもなっています。

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(画像=まき、トリップノートより引用)

1989年、花山院による西国三十三所巡礼の開始(三室戸寺は十番札所)から1000年を記念して、5,000坪の池泉回遊式庭園と石庭を整備し、約10,000株の紫陽花がこの時に植えられました。

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(画像=まき、トリップノートより引用)

身長よりも高い位置に咲き誇る紫陽花に圧倒されますよ。

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(画像=まき、トリップノートより引用)

直線的な杉木立と丸く咲く紫陽花の対比が何とも素晴らしいです。

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(画像=まき、トリップノートより引用)

また土・日曜日の夜には山門までの灯篭やライトアップされた紫陽花が一層幻想的です。昼間とは入替制になっていますので、お昼も夜もご覧になりたい場合は再入場することになります。

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(画像=PIXTA ライトアップされた紫陽花、トリップノートより引用)

また、四季折々のお花を通して季節を感じられるお寺で、「花の寺」とも言われています。4~5月には1,000本のしゃくなげ、5月には20,000本のつつじも見頃を迎えます。

三室戸寺 あじさい園

ハートの紫陽花

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(画像=まき、トリップノートより引用)

話題になっているのが、ハートの形をした紫陽花です。見つけられたら恋の願いが叶いそう♡

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(画像=まき、トリップノートより引用)
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(画像=まき、トリップノートより引用)

色々な品種の紫陽花

なんと50品種もの紫陽花が咲いているそうです。ゆっくりと全ての品種を見たいものですね。

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(画像=まき、トリップノートより引用)
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(画像=まき、トリップノートより引用)
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(画像=まき、トリップノートより引用)
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(画像=まき、トリップノートより引用)
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(画像=まき、トリップノートより引用)
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(画像=まき、トリップノートより引用)
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(画像=まき、トリップノートより引用)
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(画像=まき、トリップノートより引用)
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(画像=まき、トリップノートより引用)
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(画像=まき、トリップノートより引用)
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(画像=まき、トリップノートより引用)
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(画像=まき、トリップノートより引用)

花の茶屋

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(画像=まき、トリップノートより引用)

あじさい園のオープン期間中は、京都の飴屋「岩井製菓」が運営する和風茶店が設けられます。メニューは、茶そばセットとみむろうどんセット(各980円)のお食事をはじめ、カラフルな紫陽花をイメージしたあじさいパフェ(900円)、あじさい白玉善哉・あじさい氷(各750円)、その他甘味などがあります。

店内やお庭の赤い番傘の下で風を感じながら、まるで物語の中から抜け出してきたような光景を目にしながら美味しくいただくことができますよ。

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(画像=まき、トリップノートより引用)

メニューの一例
ひやしあめ(450円)、抹茶と季節のお菓子のセット(600円)、白玉善哉(温・冷各600円)、抹茶白玉善哉(冷:680円)、抹茶ババロア・抹茶アイス(各580円)、ひやしあめゼリー・抹茶ゼリー(各600円)、いちごミルク氷(800円)、アイスコーヒー(450円)

蓮の花

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(画像=まき、トリップノートより引用)

「蓮の寺」とも言われる三室戸寺では、紫陽花が咲き終わる6月下旬から8月上旬に、本堂近くで約100品種の蓮の花が満開になります。6月中旬以降は満開の紫陽花と、幾つか咲き始めた蓮の花の両方が見られますよ♪

ご本尊の金銅二臀千手観音立像・釈迦如来立像・毘沙門天立像が安置されている本堂は重層入母屋造になっていて、蓮の花と一緒に写真に収めると、まるで極楽浄土にいるような光景です。

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(画像=まき、トリップノートより引用)
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(画像=まき、トリップノートより引用)

三室戸寺ゆかりの兎・牛・蛇の石像

福徳兎

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(画像=まき、トリップノートより引用)
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(画像=まき、トリップノートより引用)

兎が抱えている60cmの玉に穴が2つ開いています。それぞれの穴から両手を差し入れ、中にある重い石の卵を立てて置くことができれば運気が上がり足腰も健康になるそうです。バランスを取るのが難しいですがチャレンジしてみましょう。

勝運の牛

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(画像=まき、トリップノートより引用)

福徳兎と向かい合って鎮座しているのが勝運の牛。牛の口の中にある石の玉の観音様を触ると、勝運に恵まれるそうです。

宇賀蛇

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(画像=まき、トリップノートより引用)

じっと見ると、こちらまで思わず笑顔になる宇賀蛇。顔は老翁で体は蛇。耳を触れば福が来て、髭をなでると健康長寿、しっぽをさすれば金運がつくそう。もちろん全部触らなきゃ!よく触られている所は色が変わっていますね(笑)

三重塔・鐘楼・浮舟古跡碑

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(画像=まき、トリップノートより引用)
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(画像=まき、トリップノートより引用)
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(画像=まき、トリップノートより引用)

これらは本堂に向かって右側にあります。1704年に建立された三重塔は朱色の美しさに息をのみます。鐘楼の鐘は突くことができます。滅多にできない体験ですので行列に並ぶ価値はありますね。境内に残る浮舟の古跡碑は、浮舟の宿命の供養塔として手を合わせる人が多くいらっしゃいます。

お守りやお土産など

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(画像=まき、トリップノートより引用)
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(画像=まき、トリップノートより引用)

売店で、恋おみくじ・ハートのあじさい絵馬(500円)などを授かるのもよさそうですね。愛を深めるハートの紫陽花のお守りはピンクとブルーから選べ、昇運うさぎ守もありますよ(各500円)。綿麻小物のコースター(430円)やがま口小銭入れ(1,290円)、うちわ(700円)には、淡い色の紫陽花が描かれていて、女性に喜ばれそうですよ。

御朱印は、本堂近くの社務所で受付け(300円)して書いてもらいましょう。

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(画像=まき、トリップノートより引用)
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(画像=まき、トリップノートより引用)

三室戸寺周辺のオススメ観光

平等院

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(画像=まき、トリップノートより引用)

平等院鳳凰堂は10円硬貨のデザインで有名ですが、実際目の当たりにするとやはり頷かずにはいられません。10円硬貨と見比べたり、一緒に写真を撮っていらっしゃるかたが多いですよ。一万円札のデザインに使われている金銅鳳凰は、建物の裏手からのほうががよく見えますので、色々な角度からご覧くださいね。

藤が咲く時期には、推定樹齢200年、高さ3m、幹周2.4mの見事な藤棚が見られます。

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(画像=まき、トリップノートより引用)
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(画像=まき、トリップノートより引用)

拝観料に含まれている「平等院ミュージアム鳳翔館」は撮影禁止ですので写真はありませんが、なかなか興味深い国宝を含む展示物があるほか、ショップもありますので、ぜひ入館なさってくださいね。良いお土産が見つけられるかも。

宇治神社

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(画像=まき、トリップノートより引用)

平等院の地主神として祀られていた神社で、宇治上神社とは摂社となっています。国の重要文化財であるご本殿は鎌倉時代初期に建てられ、三間社流れ造りになっています。木造狛犬や白色尉面も必見です。

境内には兎の像が沢山ありますが、どうやら昔、道に迷った時に兎が振り返って道案内をしたのだとか。以来、正しい道・良縁へ導いてくれるというご利益があるそう。みかえり兎のおみくじ(300円)もあります。首の角度や、一つ一つ手描きの顔の絵付けが違いますので、直感で選んでみてくださいね。うさぎ御守りや絵馬(各500円~)もあります。

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