7.【SHOTANI】洋菓子でも和菓子でもない「庄谷の和の心」
尼崎で創業、今や阪神間で人気のケーキ屋さん「ケーキハウスショウタニ」は、スポンジの美味しさに定評があり、ケーキのバリエーションも豊か。でも、ケーキ以外にもお土産として大人気なのが「庄谷の和の心」です。
ほろほろとした食感のクッキーとでも言うのでしょうか。でも洋菓子とは違う味わいで、まぶしている粉が和の味わいをグッと引き出します。写真は 阿波和三盆、ほかにも 深煎りきな粉、宇治抹茶、黒糖 があります。
贈り物として巾着袋に入れられているものは、クッキー8個入り580円。自分用のお土産だから簡易包装で良いという方は、同じ内容で410円です。
8.【アンリ・シャルパンティエ】の地域限定商品「ひょうご五國豊穣 」
アンリ・シャルパンティエの始まりは1969年。阪神電鉄 芦屋駅駅前にオープンした喫茶店です。その後、神戸そごう に出店したのをきっかけに、ケーキなどの生菓子だけではなく、日持ちする焼き菓子にも力を入れて行ったんだそう。
今では、全国のデパ地下でも人気があり、フィナンシェやマドレーヌが代表と言っても良いくらいの主力商品になっています。
そんな中、地域限定商品 として、兵庫ならではの素材を生かした商品が「ひょうご五國豊穣 ~地元兵庫への恩返し~」です。
兵庫県は、歴史も風土も異なる、それぞれ個性豊かな5つのエリアに分けられます。それを「5国」、それぞれを昔ながらの名称で「摂津、淡路、丹波、但馬、播磨」と言います。そんな5国をもっと知ってもらうため、地消地産をコンセプトに、5国の食材を推奨する「ひょうご五國豊穣プロジェクト」がスタートしたのは2014年のこと。
アンリ・シャルパンティエも、このプロジェクトに積極的に参加しており、「創業した地でもある兵庫に貢献すべく、ひょうご五國の食材の豊かさを洋菓子を通じて全国に発信したい!」と、キャンペーン商品を季節ごとに出しています。
9.【ル・パン神戸北野 / ラスイート】絶品!ホテルの「朝食パン」
神戸では古くから外国人が多く住んでいたこともあり、洋菓子だけではなく パン も深い歴史があります。たくさんの美味しいパン屋さんが切磋琢磨していますが、ひときわラグジュアリーな気分を味わえるお店が、ル・パン神戸北野 です。
実は、ル・パン神戸北野 は、ハーバーランドの一等地で2008年にオープンしたラグジュアリーなホテル「ホテル・ラ・スイート神戸」の直営店 なのです。
このホテルの 自家製朝食パンがとっても評判が良く、多くの宿泊客から続々と「このパンを買って帰りたい」という声が寄せられました。そこで、パン&スイーツ専用のキッチンを確保するため、ハーバーランドから近い現在の場所に ル・パン北野神戸 を誕生させたんだそう。
ここで作られるものは、地産地消にこだわった食材を使い、安心安全な食にこだわった無着色、無香料、保存料なし。そういった姿勢も評価され、今や、ホテル・ラ・スイート神戸 のためだけではなく、神戸のイタリアンやフレンチなどのレストランにも卸しています。
そんな ル・パン のパンやスイーツも大丸神戸で購入できます。朝食パンの代表、KING OF 食パンの「Le Roi(ル・ロワ)」は 1斤 1,620円。 ル・パン オリジナルのギフトボックスに入れられゴージャス感があります。
手軽なお土産として人気なのが焼き菓子。1つ810円ですが、これをセットにした「コフレカセット」は様々な詰め合わせがあるので予算に合わせて選べます。
なお、ル・パン 神戸北野 の商品を売っていますが、大丸神戸店での売り場名は、ホテル名である「ラスイート」と表記されているのでお気をつけください。
10.【ママのえらんだ元町ケーキ】可愛いパッケージの「灯台クッキー」
「ママのえらんだ元町ケーキ」 の始まりは、昔、創始者がリアカーで子供向けのお菓子を売り歩いたことがきっかけだったそう。その創始者の “子どもを想う母親のおやつ菓子” というコンセプトを受け継いで、1946年に「MOTOMACHI CAKE」がオープン。それ以来、神戸の人々に愛され続け、今も洋菓子を作り続けています。
看板商品は「ざくろ」というケーキですが、旅行のお土産にぴったりなのは、神戸らしい港を彷彿とさせる「灯台クッキー」。上にはカモメがちょこんと乗っている可愛いパッケージです。
抹茶、チーズ、ゴマの3種類があり、一箱980円。クッキーはお口の中でほろほろとしたボーロの食感が楽しめます。
11.【ツマガリ TSUMAGARI】迷っちゃう!種類豊富な「フルーツケーキ」
ツマガリ は、甲子園に本店を置く洋菓子の名店で、創業は1987年。全国で知名度が高いわけではありませんが、阪神間の地元の方からは厚い信頼が寄せられています。
というのも、代表である津曲(つまがり)さんは、2011年に厚生労働省から 「現代の名工」(卓越した技能者)として表彰されたのです。また、2015年には天皇から授与される「黄綬褒章」(一筋に業務に励み、模範となった人)も受賞!
技術だけではなく会社としても評価されており、2017年は「第7回 日本でいちばん大切にしたい会社」審査委員会特別賞を受賞しています。
大丸神戸店では、ショーケースに並ぶケーキの種類が圧巻!中でも様々なフルーツケーキがあります。もちろん一本丸ごと買えなくても、一切れずつパッケージされている商品もあるので、あれこれアソートするのも楽しいです。
12.【神戸洋藝菓子ボックサン】長年愛される昔ながらの味「焼き菓子」
1964年に創業した ボックサン も、全国区ではないからこそ、地元神戸を大切にしている洋菓子店。親子3代で続いており、「昔から変わらない味」が地元で長年愛されています。
現代表、2代目の福原さんもまた、厚生労働省から 「現代の名工」、天皇から授与される「黄綬褒章」、兵庫県からは「ひょうごの匠」や「神戸マイスター」として認定されています。
そんな ボックサン のお菓子は、定番かつシンプルなものに定評があります。例えば ロングセラー・イン・神戸マドレーヌ や 六甲カシミアチーズケーキ。
ほとんどの焼き菓子が1個から買えるのですが、人気が高いのはギフトセットです。12点詰め合わせの 「first」は3,240円、10点詰め合わせの「found」は2,160円、8点詰め合わせの「faith」は1,620円です。
13.【J'm KOBE(ジェイム神戸)】可愛い「アイシングクッキー」
可愛らしいラッピング、お土産にしやすい小物サイズで、ついつい商品を手にとって見たくなる J'm KOBE(ジェイム神戸) は、日本全国に展開している「enfant(アンファン) Tokyo Paris」の神戸直営店です。
アンファンといえば、一口サイズのチョコやマシュマロ、アイシングクッキーがびっしり詰まった箱が可愛らしくて、女の子にも人気があります。J'm KOBE にも、もちろん同じ商品が売られていますが、神戸みやげにぴったりな商品もあります。
港町の神戸をイメージした可愛いアイシングクッキーが6個入った「神戸ギフト」864円。お値段もお手頃、気軽に購入できるお土産です。
最後に・・・
こうしてピックアップすると、「どこのデパ地下でもよく見かけるあのお店もこのお店も、神戸だったんだ!」と思う方も多いはず。神戸港から、異国のお菓子文化が本当にたくさん広まったのですね。
こんなにたくさんある「神戸みやげ」、何を買おうか迷ってしまいますが、そんな物色も楽しみの一つ♪ ぜひお土産選びの参考にしていただければと思います。
提供:トリップノート
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