BTS(防弾少年団)のV(ブイ)が生み出した造語「ボラヘ(보라해)」を、とある企業が商標出願に乗り出すという驚きの事実が知らされた。その後、この企業は商標出願を諦め、潔く謝罪している。 (記事・写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)
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BTSのV(ブイ)も、ARMY(アーミー/BTSのファン名)も、耳を疑う出来事が起きていた。
5月31日午前、ネイル専門ブランド”ララリーズ”は、公式インスタグラムを通して「昨年2020年9月、弊社が出願した”ボラヘ”商標権出願に対し、BTSを愛しているファンの皆さんにご心配をおかけしたこと、心よりお詫びいたします」と謝罪。
「弊社は、K-POP発展のため“ボラヘ”の商標出願を放棄することを決定し、早急に取り下げ手続きをいたします」と続けた。また「これからも、韓国人としてBTSとK-POP発展のため、世界中のご健勝をお祈りします」と付け加えている。
これに先立ち、同月29日、BTSの象徴的ワードとも言える「ボラヘ」が、ララリーズによって商標特許出願されていたことが判明。これを受けて、BTSのファンダムであるARMYは、該当会社のホームページに商標特許出願中止を要求した。
これ以外にも、特許庁に直接「ボラヘ」商標権出願の停止申請を求めるファンも。
最終的に、特許出願を取り下げたことを知った韓国のネットユーザーは「分かっていながら、なぜそんなことをしたの?」「ノイズマーケティングとしか思えない」「他人のものを盗むのはやめてほしい」「善良な雰囲気を出して放棄してるの笑える」などの反応を見せた。
「ボラヘ」は、2016年にメンバーのVが生み出した造語である。2016年11月に行われたBTSのファンミーティングで紫色に染まった客席を見て、「ボラヘ」と口にしたV。
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