付き合う前に体の相性を知っておいたほうがいい――。最高のパートナーと出会う「オトナの恋愛」をしたいなら、頭・心・体という３つのチャンネルをフル活用することが大事です。一つひとつの活用法を詳しくご紹介し、最高のパートナーと出会う方法をご紹介します。
■最高のパートナーを頭・心・体で引き寄せる「オトナの恋愛」をしたいなら
あなたは「オトナの恋愛」と聞いて、どんな恋愛を連想しますか？ 「オトナの恋愛」という表現がわりとよく使われるシチュエーションは、「すぐに体の関係が意識される」ような恋愛でしょうか。
あるいは逆に、お互いの心の機微……いわゆる「中身で勝負」的な価値観でしょうか。結婚までをクレバーに考えて、経済的な将来性に強くフォーカスして婚活するのも、ある意味で「オトナの恋愛」っぽいかもしれません。
どれも間違いではありませんが、充分ではありません。
ずばり「オトナの恋愛」とは、
・頭
・心
・体
という３つすべてのチャンネルをフル活用して引き寄せる恋愛です。
（冒頭の例は、このどれかひとつずつを表しているわけです）
３つのチャンネルそれぞれについて、ひとつずつ説明していきましょう。
■ふたりの人生の将来性は「頭チャンネル」で見る
頭チャンネルで考えるのは、相手と生きる人生の将来性です。まずは、相手の方がどの様な理念を持って生きている人かに注目しましょう。
「自分の今」が興味関心の大部分を占めている方は、残念ながらオコチャマと言わざるを得ませんね。しかし、「ふたりの世界」しか見てない方も、まだまだオコチャマです。
はっきり言って、年齢は関係ありません。40代、50代になっても自分や恋人くらいの範囲までしか考えられない人もいれば、20代でも自分の社会的な使命を見据え、なおかつきちんとした将来設計を模索しながら生きている人もいます。
将来どちらが経済的に豊かになるかは火を見るより明らかでしょう。
すでに所得が高い方を見つけたいところかもしれませんが、これから所得が上がりそうな生き方をしている方を見極められると、お付き合いの可能性が大きく広がることでしょう。
僕の友人に、男性側が人生最大の貧乏だったときに出会い、女性の方が「この人は絶対成功する！」と見込み、お互いに結婚を誓い合っていた方がいます。
その後、その男性のお仕事は爆発的に発展し、ふたりは結婚。奥様に「旦那さんのどこを見て『成功する！』と思ったの？」と聞いたところ、「良いと思ったことを、本当に徹底的に実行する人だったから」とお答えになりました。こちら、有望株を見極める観点としてぜひ参考にしてみてください。
頭チャンネルで男性を見るときには、必ずその方の「経済戦略の有望性」には着目してください。「有望な経済戦略」とは「確実に世帯年収1000万円に到達する考え方」ということです（男女共働きの合計でも構いません）。
逆に、頭チャンネルを活用している男性が女性のどこを見ているか、おわかりになるでしょうか？ それは「健康状態」です。
男性に比べて、女性の喫煙者が恋愛対象として減点になりやすいのは、おそらくここが原因です。賢い男性の最良のパートナーになりたかったら、健康の増進にこだわるのが得策でしょう。
■コミュニケーションの相性は「心チャンネル」で見る
心チャンネルで見るのは、相手と自分の性格の相性です。これは、あなたがどんな性格か、相手にどんな性格を求めるかによって変わってきます。静かなコミュニケーションを好む人もいれば、元気なコミュニケーション、笑いの絶えないコミュニケーションを好む人もいるでしょう。
上品なコミュニケーションを好む人もいれば、ざっくばらんなコミュニケーションを好む人もいるでしょう（相手の前でオナラができるかどうかとか）。
どれも間違いではありません。しかし、忘れてはならない男女のコミュニケーションの土台があります。あなたがプリンセス、相手の男性がナイトである、ということです。
男らしいコミュニケーションの基本というのがあります。それが「ナイト」です。それをあなたに示してくれる男性を見つけましょう。
そのためには、あなたも女性らしいコミュニケーションの基本を押さえた振る舞いを心がけてください。それが「プリンセス」です。
プリンセス役、ナイト役を楽しめるふたりの間には「オトナの恋愛」の素敵なムードが漂うに違いありません。
プリンセスの振る舞い、ナイトの振る舞いのない恋愛は、さながら「大学のサークルのただの友達と何かの間違いでなんとなく交際してしまった」ような、色気も味気もない時間となることでしょう。
■体の相性は付き合う前に「体チャンネル」で見る
オブラートに包まずにストレートに申し上げます（いい年のオトナですから）。相手との体の相性も重視しましょう。
現代の日本には「告白→交際→セックスという流れが健全だ」という、誤った考え方がはびこっています。
これこそが、日本の多くの男女が、ドラマや恋愛漫画などのフィクションによって毒されているところだと思います（特にオコチャマは）。
これは、理に適っていないのです。
恋愛関係ということは、すなわちお互いをセックスのパートナーとして指名するということでもあります。そもそも頭チャンネルと心チャンネルは恋人以外の関係でも大切です。体チャンネルだけが恋人ならではのチャンネルなのです。
その体チャンネルありのパートナーを見極めるのに、体の相性を確かめずに決めてしまうのは、試乗もしないで燃費と耐久性とデザインだけ見て車を買うようなものです。乗り心地もチェックしましょう。
すなわち「セックス→告白（なくても良い）→交際」というふうに、交際より手前にセックスを持ってくる方が健全です。
付き合う前に体の相性を知っておいた方が良いはずです。セックスの前に判断すべきは、付き合いたいかどうかではなく、セックスしても良いかどうかです。
「セックスしてもいいかもなぁ」と思ったら試してみましょう。その上で付き合うかどうか考えましょう。
……と、かなりストレートにご提案しましたが、肉体的接触にはセックスのライト版ステップがあります。
およそ、
１. ボディタッチ（する・される）
２. 手を繋ぐ
３. ハグ（わりとセクシーな感じで）
４. キス
５. セックス
というステップになります。
このステップを「１」から順に踏んでくる男性は、「オトナの恋愛」がわかっている人です（少なくとも体チャンネルについては）。
女性のあなたが自分から積極的にいく必要はありません。相手の男性がこのステップを踏んでくるのを待ってください。
踏み込まれて嫌だった場合は、やんわり拒絶して構いません。これは相手の方との体チャンネルの相性があまり良くないことを意味しています（あるいは頭チャンネル、心チャンネルが原因の場合もあります）。
嫌ではなかったら試しに受け入れてみてください。ちょっと楽しくなったなら、相手との体チャンネルの相性チェックがひとつ進んだことになります。このステップを踏みながら「セックスしてもいいかもなぁ」と思うかどうかを実体験ベースで確かめます。
20代も半ばを過ぎたら、交際前に「４. キス」まではOKにしましょう。30歳を超えたら、むしろ交際前に「５.セックス」までしてしまった方が良いです。
体の相性の合わない相手と付き合ってからモヤモヤして別れて次探して……みたいな悠長なことをしている場合ではないからです。
ただし、あなたが望まない肉体的接触をする必要はありません。あくまであなたも楽しめることが絶対条件です（体をダシにして交際を迫るような真似だけは、決してしないように）。
■頭・心・体、３つのチャンネルはどの順番で使ってもOK
というわけで、ここまで「オトナの恋愛を引き寄せる３つのチャンネル」について、一つひとつ分解してご説明してきました。
さて、この３つのチャンネル、どの順番で活用すべきでしょうか……？
結論を申し上げまして、どれから入っても構いません。そして、できるだけ早くすべてのチャンネルを使ってお互いを確かめ合いましょう。
元々の知人でも、最近出会った人でも、「あれ？ ちょっといいかも？」と思ったら、気軽にデートに行って、人生の話をして、他愛もない遊びをして、ボディタッチから始まる肉体的接触を進めてみて、というふうにしてお互いの男と女を楽しむのです。
いろいろな人と、たくさん遊びましょう。先に評定しすぎないことです。
ところで、これだけ「オトナの恋愛」について語ってきた僕が、どんなオトナな女性をパートナーにしているかというと、こんな感じです。
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