那須高原エリアのおすすめ観光スポット5選
(画像=N’s YARD ©️YOSHITOMO NARA『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

栃木県と福島県の県境に位置する那須高原は、首都圏からのアクセス良好な人気のリゾート地。夏場の避暑地として有名なのはもちろん、春は新緑、秋は紅葉、冬は温泉やスキーと四季折々の魅力がいっぱいです。その中から誰もが楽しめる那須高原エリアの観光スポットをご紹介。自然や動物との触れ合いを満喫できる定番スポットのほか、雨の日でも楽しめるアートスポットなども要チェックです。

1 那須ステンドグラス美術館

1800〜1900年代のアンティークステンドグラスを展示

那須高原エリアのおすすめ観光スポット5選
(画像=セント・ラファエル礼拝堂の左壁面に配された美術館最大のアンティークステンドグラスは圧巻『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

1800〜1900年代に主にイギリスで作られたアンティークステンドグラスを展示している美術館。イギリスのコッツウォルズ地方の伝統的な建物「マナーハウス」をモチーフにした外観は、まるでイギリスの地方都市のようです。驚かされるのは、オーナーが購入したステンドグラスに合わせて建物をデザインしていることです。まるで中世ヨーロッパの教会のようで、天井の高い館内の壁には、壮大なスケールのステンドグラスが、元々ここにあったかのようにはめ込まれています。10:00から閉館まで1日6〜7回、アンティークのオルゴールやパイプオルガンの演奏があり、その音色を聞きながら、色彩の世界を堪能することができます。

五感をフルに使って「光・香・美・音・風」を感じる

那須高原エリアのおすすめ観光スポット5選
(画像=1800年代のドイツポリフォン社製アンティークオルゴールの音色を楽しめる『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

館内には、3つの礼拝堂があり、順路に沿って進むと、じっくりステンドグラスを鑑賞できます。コンセプトは、「光・香・美・音・風」の五感で楽しむ美術館。アンティークのオルゴールやパイプオルガンの音色に身を委ねれば、思わず中世ヨーロッパにタイムスリップしたような気分になります。敷地内には、カフェやショップも併設。ステンドグラスを使ったランプなどを購入できます。また、自分だけのステンドグラスを作れる体験教室も開催されています。

那須高原エリアのおすすめ観光スポット5選
(画像=那須ステンドグラス美術館『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

栃木県那須郡那須町高久丙1790
JR黒磯・那須塩原駅より車で約20分
JR黒磯・那須塩原駅からバス乗車、「守子坂」下車徒歩約20分
9:30〜16:30
無休(臨時休館あり)
大人1,300円、シニア(65歳以上)1,100円、中高生800円、小学生500円、未就学児 無料
0287-76-7111
無料

2 N’s YARD

現代美術家・奈良美智の作品とコレクションを展示した現代アートスペース

那須高原エリアのおすすめ観光スポット5選
(画像=通常、展示作品は年に1回更新される。※写真は2021年4月の展示の様子 ©︎YOSHITOMO NARA 『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

現代美術家・奈良美智(ならよしとも)の作品や所蔵コレクションを展示している現代アートスペース。2000年代から那須に移住してアトリエを構えていたご本人が、私設アートスペースとして2018年にオープンしました。森の中に佇む洗練された建物は、まるで秘密基地のようです。エントランスを抜けると、壁一面のレコードジャケットがお出迎え。その先には写真作品のコレクション、そして、世界的に知られる自身の作品群へと展示は続きます。十分な時間を確保して、静かにアートを堪能したい空間です。

ミュージアムショップやカフェも併設

那須高原エリアのおすすめ観光スポット5選
(画像=ロゴ入りもち粉どらやきセット1,000円(数量限定)『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

東京国立近代美術館、ニューヨーク近代美術館、ロサンゼルス現代美術館など世界各都市を代表する美術館に所蔵されている奈良美智作品。そのルーツや変遷、最新動向を知るために、全国からファンがここに集まります。館内にはカフェも併設されていて、ランチや午後のティータイムを楽しむことも可能。ミュージアムショップのTシャツやマグカップ、ポストカードなどもチェックしておきたいところです。

那須高原エリアのおすすめ観光スポット5選
(画像=N’s YARD『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

栃木県那須塩原市青木28-3
JR那須塩原駅より車で約20分
JR那須塩原駅からバス乗車、「青木別荘前」下車徒歩7分
10:00~17:00(最終入館16:30)
火曜・水曜(12月中旬から翌3月下旬は冬季休館。HPで要確認)
大人・大学生1,500円、高校生1,000円、小中生500円、未就学児無料
0287-73-5711
無料

3 那須サファリパーク

家族みんなで野生動物と触れ合える体感型サファリパーク

那須高原エリアのおすすめ観光スポット5選
(画像=那須サファリパークの人気者ベンガルトラのボルタ ©️那須サファリパーク『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

ファミリーで那須高原に来たら、外せないのが「那須サファリパーク」。ホワイトライオン、トラ、キリン、カバ、サイなど、約70種700頭羽の野生動物が主に放し飼いにされていて、その自然な様子を驚きの至近距離で見ることができます。園内は、スタッフによる案内付きのサファリバスやサファリ専用レンタカーで楽しむのが一般的。希望すれば、マイカーでそのまま入ることも可能です。園内には、歩いて楽しめる「サファリウォーク」のエリア、かわいい小動物と触れ合える「ふれあい広場」などもあります。

迫力の「ワイルドライド」でライオンのエサやりに挑戦!

那須高原エリアのおすすめ観光スポット5選
(画像=ライオンの息づかいを間近で感じる「ワイルドライド」のエサやり体験 ©️那須サファリパーク『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

那須サファリパークでぜひ体験してほしいのが「ワイルドライド」。側面だけでなく上面も金網で覆われたアクティビティバスで、ほぼ視界を遮るもののない状態で動物たちのワイルドな姿を観察できます。ワイルドライドのみライオンへのえさやりも可能。眼前まで迫り、口を大きく広げるライオンの姿は必見です。その他、ゾウに乗ってサファリを楽しむ「ゾウライドサファリ」も大人気。夜のサファリゾーンを楽しむ「ナイトサファリ」も毎月開催日限定で催行しています。

那須高原エリアのおすすめ観光スポット5選
(画像=©️那須サファリパーク,那須サファリパーク『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

栃木県那須郡那須町高久乙3523
JR黒磯駅より車で約17分
JR黒磯駅からバス乗車、「那須サファリパーク入口」下車徒歩5分
9:00~17:00、ナイトサファリ18:00〜21:00(季節により変動あり)
不定休(HPで要確認)
大人2,800円、子ども1,900円(入園する乗り物により異なる追加料金が別途必要
) 0287-78-0838
無料(350台)
ワイルドライドは事前に予約を。

4 那須アルパカ牧場

約300頭のアルパカたちがのびのび暮らす高原の牧場

那須高原エリアのおすすめ観光スポット5選
(画像=白、黒、ブラウン系などさまざまな毛色のアルパカがお出迎え『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

那須高原には、南米アンデス山脈に住むラクダ科の動物アルパカを飼育している牧場があります。11万㎡の広大な敷地に、25,000㎡の飼育スペースを確保し、約300頭のアルパカたちがのびのびと暮らしています。アルパカの魅力は、そのキュートなスマイル顔。人なつっこく近寄ってくるアルパカを見ているとほっこり癒されます。牧場内では、そんなアルパカと思い切り触れ合うことができます。

毎年5〜6月の毛刈りシーズンが要チェック

那須高原エリアのおすすめ観光スポット5選
(画像=毛刈りシーズンの名物「アートパカ」。アルパカの「ア」の文字を描いている『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

那須アルパカ牧場のハイライトは、毎年5月末から6月にかけて行う毛刈りです。アルパカの毛刈りは、バリカンを使って行われます。毛刈り直後のモフモフがなくなったアルパカは、まるで別の生き物のよう。そのスリムな姿のファンも多いらしく、この時期、牧場はリピーターを含む観光客で賑わいます。毛刈りの際に注目を集めているのが「アートパカ」。これは、デコレーション風にハート型、雲型などに一部の毛を残してカットしたアルパカのこと。そのキュートな姿は大人気です。南米アンデス原産のアルパカは寒さに強いので、春から冬まで1年中会いに行けます。

那須高原エリアのおすすめ観光スポット5選
(画像=那須アルパカ牧場『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

栃木県那須郡那須町大字大島1389-2
JR黒磯駅より車で約30分
10:00~16:00(12~2月は15:30が最終入場)
水曜・木曜(水曜・木曜が祝祭日の場合は営業)、年末年始
中学生以上800円、5歳〜小学生400円、4歳未満 無料
0287-77-1197
無料
雨天時は傘を無料貸し出し・小型犬の同伴可(抱いて入場可能)

5 那須ロープウェイ

茶臼岳の9合目を目指す約4分間の絶景空中散歩

那須高原エリアのおすすめ観光スポット5選
(画像=秋は那須連山の鮮やかな紅葉のモザイクを楽しめる『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

せっかく那須高原に来たなら、大自然を満喫したいという人におすすめなのが「那須ロープウェイ」。栃木県の最北端に位置する那須連山の主峰「茶臼岳」の9合目まで一気に上がることができる絶景スポットとして人気です。始点の「山麓駅」から終点の「山頂駅」までの全長は812m。約5分間の空中散歩で、春はツツジ、秋は紅葉が目の前に広がる那須連山の絶景を満喫できます。トレッキングシューズなどの装備があれば、山頂駅からそのまま標高1,915mの茶臼岳頂上を目指すことも可能です。

ペットもキャリーバッグで乗車可能

那須高原エリアのおすすめ観光スポット5選
(画像=「山頂駅」から望む那須連山にかかる雲海『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

ロープウェイの高低差は約294m。定員111名の巨大ゴンドラは、いつも家族連れやカップルで賑わっています。ゴンドラは、イヌ、ネコなどペットと一緒に乗車も可能。乗車の際は、キャリーバッグの規定があるので、公式サイトで確認を。ロープウェイの運行期間は、毎年3月中旬から12月中旬まで。夏場でも山頂付近は、肌寒いので長袖の上着を持参するといいでしょう。毎年イベントとして星空を楽しめる夜間運行も実施しているので、お出かけの際は事前に公式サイトをチェックしてみましょう。

那須高原エリアのおすすめ観光スポット5選
(画像=那須ロープウェイ『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

栃木県那須郡那須町大字湯本字那須岳215(山麓駅)
JR黒磯駅より車で約60分
JR黒磯駅からバス乗車、「那須ロープウェイ」下車徒歩すぐ
8:30~16:30(上り最終16:00発、下り最終16:20発)※時期により変動あり
12月中旬〜翌3月下旬は休業(詳細はHPで要確認)
中学生以上片道1,200円/往復1,800円、3歳〜小学生片道600円/往復900円、3歳未満 無料、ペット片道・往復ともに600円
0287-76-2449
無料
毎時00分、20分、40分の20分間隔での運行。悪天候により、運休となる場合もあります
※2021年5月現在、新型コロナウイルス感染拡大予防のため、人数を制限しての運行となります。

※掲載の内容は、記事公開時点のものです。変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。 記事公開:2021/05/31



【こちらの記事も読まれています】
雨が降っても楽しめる。箱根のおすすめ観光スポット5選
アートとクラフト、美食を巡る金沢の女子旅
大町エリアでお土産選びにおすすめの店5選。ご当地グルメから民芸品まで
旭川エリアで地元の方々がおすすめする穴場のランチスポット5選
神話伝説が息づく、霧島市の気候と服装を知っておこう!