人生が好転したきっかけは、5つの「やめる」を実践したこと。3つめは、気が向かない場所や、行きたくない集まりに行くのをやめたこと。付き合いで行く飲み会や会合など、気分があがらない場所へ出かけるのを思い切ってやめてみる。それが心に大きな余裕をもたらしてくれるのです。

普通の主婦である私が、一体どのようにして、人生が好転したと感じることができたのか? そして、今現在も楽しい人生を送ることができているのか?

それは、5つの「やめる」を実践することだとお話しました。以前のコラム「私の人生が好転したきっかけ(1)パートナーを批判するのをやめた」では、第1のきっかけであるパートナーシップについてお伝えしました。

人生が好転したきっかけは、5つの「やめる」を実践したこと。2つめは、自分に不足しているものに目を向けるのをやめたこと。他人と比べて羨んでも仕方がない。自分が持っているものに感謝して、足りないもののことを考えるのをやめるのです。

3回目となる今回は「自分が足を運ぶ場所をきちんと選択すること」についてお話しします。

■普段自分が行く場所、意識してますか?

普通に生活していると、いろいろなお付き合いやお誘いがあることでしょう。たとえばママ友や職場の仲間とのランチや飲み会、近所のお付き合いや子供の通う学校・町内の行事など。こういったお付き合いでの集まりに、どんな気持ちで出かけていますか?

たとえば「行かなくちゃいけないから」という義務感でやむなく参加するパターン。または「行かなきゃ他の人が迷惑する」といった罪悪感から、それを避けるために行くこともあるのでは? 女性グループ内でのお付き合いなら、「付き合いが悪い人だと思われたくない」「仲間外れにされたくないから……」などの理由もあるかもしれませんね。

私の人生が好転したきっかけ。気の乗らない場所・集まりに行くのをやめた
(画像=『DRESS』より引用)

■本当にそこに行きたい? 自分に問いかけてみる

もし今挙げた例の中で、それが自分が本当に行きたい場所で、心から楽しくてワクワクするような気分になれるのなら、それは行くべきところです。ですが、もし義務感や恐れ、罪悪感などで、顔を出すのが億劫な場所に行こうとしているのなら、それはあなたの心に反する行動。

自分の心に反した行動をすると、必ず後で自分の心に見えないダメージやモヤモヤを残すことになります。あるいは疲労感や倦怠感など、良くない形で体に現れることも。それらの感覚は、あまりにも苦しいサインというわけでもないため、私たちはちょっとした違和感をスルーしてしまいがち。ですが、こういったことを日常的に繰り返していると、そのモヤモヤは徐々に蓄積されていくのです。

そして気づいたときには大きなストレスとなって、あなたから心の余裕とエネルギーを奪っていくことに。そういったことを避けるためにも、まずは、自分が本当に行きたい場所なのか? そこに気分が高揚するようなワクワクした感じや、嬉しさや喜ばしさ、期待が感じられるかどうかを検証してみてください。

私の人生が好転したきっかけ。気の乗らない場所・集まりに行くのをやめた
(画像=『DRESS』より引用)

■行きたくない場所には、行かなくていい

ちょっと極端な言い方になりますが、行きたくもない場所や集まりに行くことを思いきってやめてみませんか?

たとえば私は、たとえお誘いがあっても気分が乗らない集まりには極力行かないようにしています。もちろん、どうしても参加しなければならないような、自分に何らかの役割がある場合は、きちんと参加します。そういった参加が必要な場合や、自分がいないとその集まりが意義を持たなくなる場合に関しては別ですが、それ以外のお付き合いやお誘いに関しては、行くか・行かないかを自分の心にきちんと問いてみる。

先述のような義務感や恐れ、罪悪感の有無についても考えてみるのです。たとえわずかであっても、違和感やモヤッとした感じが乗るようなら、参加はしません。理由をつけて断ります。こんなときに、つい考えがちな「断る=悪いこと」は完全な思い込みの一種。お誘いを断ることは決して悪ではありません。断られたことを相手がどう受け取るかは、相手の問題であって、あなたの責任ではないからです。

■心に余裕とエネルギーを。それが人生好転のきっかけに

私の人生が好転したきっかけ。気の乗らない場所・集まりに行くのをやめた
(画像=『DRESS』より引用)

繰り返しになりますが、断るのは悪いことではないですし、それによってあなたが罪悪感を感じる必要もありません。自分の気持ちに反した行動をすることの方が、よほど心を蝕む行為。大事なのは何より、自分の心なのです。改めて、行きたくない場所に行かないことが、なぜ人生好転のきっかけになるのか――。

それは自分の気持ちに即した行動をしてあげることで、あなたの心に余裕とエネルギーが生まれるから。そこで生まれた余裕とエネルギーは、本当に大事だと思う行動を起こすときの原動力となります。つまりパワーに変換されるのです。人生や習慣を変えるのに行動は必須。その行動を起こす際に必要なのは前向きなパワー。その力が常に自分に備わっていれば、目の前にやってきたチャンスに、そのパワーを使ってタイミング良くのることができるのです。

大事なときに使うべきエネルギーを、そうではないときに使うのはもったいない。自分の時間とエネルギーは本来、自分の夢や好きなこと、心地よいことに使うべきだと私は思っています。

思いきって、本当に行きたいと思う場所にだけ、行くようにしましょう。断ることは最初勇気がいりますが、これも慣れです。おかげで私は、一度断って離れていくくらいの関係なら、それで構わないと今では割り切れるようにもなりました。そのうち、相手から断られることも、何とも感じなくなるので、ぜひ回数を重ねていってみてください。気持ちにも余裕が生まれ、心地よく過ごせる日が増えてくるはずです。


提供・DRESS(「人生を守る知恵、未来を歩く地図」となる言葉や人物、文化を伝えるウェブメディア)

【こちらの記事も読まれています】
【星座占い】12星座別 2020年下半期の運勢まとめ
ダイエットの「我慢」「辛い食事制限」という考え方は今すぐ捨てる
【手相占い】結婚線の見方 - プロの占い師が伝授します
VIO脱毛体験記。あまりの激痛にめげそう
ヘアケアおすすめ商品。 硬い、太い、多い髪をしなやかにする手触り