面倒臭い仕事はついつい後回し……をしたくなりますが、結局手付かずの仕事は手付かずで終わりがこないまま。「いつかやらなくきゃ」「あとでやらなきゃ」は結局自分を追い込むことになってしまいます。仕事を先延ばしにすることは自分にとってストレスがかかること。今回は、自分で自分を疲れさせないコツを皆さんにお伝えしたいと思います。

ついつい先延ばしにしてしまう仕事……

長時間に渡る資料作りや、細かい書類のチェックなど……。

日頃仕事を行なっていく中で「面倒臭いな」と思う作業は何度もやってきます。そんなときに、ついつい「後でやろう」と先延ばしにしたくなるのが人間の性(さが)とも言えますが、実はそうして必要な作業を後回しにすることで、自分自身にストレスをかけている可能性があることを知っていますか?

今回は、嫌な仕事こそ先延ばしにせず、早めに終わらせる。早めに終わらせるために必要なことをみなさんに紹介したいと思います。

「いつかやらなきゃ」は自分でストレスを与えているということ

やりたくない仕事に出会ったとき、ついつい「後でいいや」と思ってしまいそのまま放置してしまうことがあると思います。夏休み前に出た宿題を、夏休みが終わる直前の数日で終わらせようとするのと同じですね。けれどこうして“いつかやらなければいけない仕事”が増えることは、自分に足枷をつけているのと同じこと。仕事に関しては、友人たちから宿題の答えやノートのコピーはもらえないのです。

結局は自分がやらなければ終わらない仕事を後回しにする…‥“見ないフリ”を続けるにも限界はやってきます。

「いつかやらなければならない」「今は無理だけど、◯日にはやろう」。

こう考えることによってジワジワと焦りのような感情を持ったことがある人は多いはず。このような焦りが無意識のうちにストレスとなっている可能性が高いのです。

「とりあえず」でいいから始めてみると意外と進む

後回しにするほどの“面倒な作業”がいくつか同時に溜まってしまうと、ストレスが爆発するのと同時に、頭の中がごちゃごちゃとこんがらがってしまいます。

面倒くさい仕事に出会ったときは「とりあえずやってみる」ことが一番の解決策。

5分でもいい、少しだけ向き合ってみる。これによって、あらかじめ必要なものが頭の中で整えられます。まずはなにから始めよう? と頭を動かすことによって、次のステップが明確になるのです。置いておいた仕事に、あらすじができることによって一つ一つこなして行けるようになります。大掛かりな仕事は少しずつ小分けしていきましょう。あとはキリの良いところまで目標を作って、作業を進めることです。

運動不足の解消やダイエットに、ジムに通い始めたけれど、結局家からでるのが面倒臭くなってしまって続かなかった……という経験をお持ちの方は多いはず。そんな人はまず、「ジムに向かう」ことを目標にすることが大切です。

ジムに着いてしまえば、運動をするしか選択肢はない、だからこそジムに行く・家からでることを目標にする。そういったステップを踏んでいけば、仕事も習い事もうまくいくはずです。このような考えを頭の中に根付けていきましょう。