最近、JYPエンターテインメントに所属していたGOT7(ガットセブン)が全員再契約に至らず、別事務所へと移籍した。さらに、今年はトップアイドルに位置するTWICEが再契約のテーブルにつくことになるが、過去にJYPエンターテインメントに所属していたグループの再契約率から、彼女たちが9人揃って契約を更新する可能性はどれほどなのだろうか。(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)
これまで、JYPエンターテインメント(以下、JYP)には、様々なアーティストが所属し、また離れていった。
最近では、今年1月に7年の専属契約が終了したボーイズグループGOT7(ガットセブン)が記憶に新しい。彼らは7人全員がJYPと再契約を行わなかったが、グループ活動は継続するとファンに約束し、その絆の強さを確認させた。
これまでJYPに所属していたグループの再契約の傾向を、下記で紹介してみたい。
JYPは積極的に引き留めない?
記憶に新しい順に遡ると、今年約5年ぶりに完全体として公に姿を見せてくれた2PM。
彼らは6人のうちテギョンだけが別事務所へ移籍。ただし、2PM活動に関してはJYPマターだという。彼らもまた、グループ活動については前向きな姿を見せた。
2010年にデビューしたmiss A(ミスエー)は、2016年にジアが、翌2017年にミンがJYPを離れると、続いて2018年にフェイが、最後にスジが事務所を去り、本人たちが言及する事なく”解散”という形になっている。
2007年にデビューしたWonder Girlsは、デビュー間もないたった5カ月で、ヒョナ(後に4MINUTEとしてデビュー)が健康上の問題を理由に、グループを脱退。ユビンのチーム合流、ソンミの活動休止など、紆余曲折を経験。『Nobody』がアジア全域で大ヒットし、韓国歌手としては初めてアメリカ地上波のトーク番組に出演するなど、K-POPの新たな時流を築き上げたが、グループとしては不安定な時期も多くあった。
JYPの現所属グループで、間もなく再契約へ向けた話し合いが行われるであろうチームは、現在K-POP界のトップを走り続けているTWICE(トゥワイス)と、5人組バンドのDAY6(デイシックス)だ。その後、Stray Kids(2025)、ITZY(2026)と続いていく。
これまでのグループを振り返ると、契約そのものだけに着目すれば、全員が足並みそろえて契約を更新したという実績がない。もちろん、活動継続の意思を見せているグループもあるが、事務所が違うということが何かと不便であることは、先日解散したIZ*ONE(アイズワン)を見ても分かるように、我々が目にすることのない会社としての約束事などが、うまく立ち回らないという”爆弾”を抱えていると言っても過言ではない。
それを踏まえれば、グループ全員が同じ事務所で活動するということが、最も安心できて活動に支障をきたさない方法なのである。
GFRIEND事態で広まる不安
最近はと言えば、突然の活動終了を知らせたGFRIEND(ジーフレンド)。彼女たちは人気に陰りがあったわけでもなく、不仲説の噂もなく、本当に何の前触れもなかっただけに、その衝撃は大きいものであった。
SNSの継続は発表されたが、新型コロナウイルスで延期になり開催できなかったサイン会などは、返金対応となるという。