交際女性を妊娠・中絶させトラブルになっていると「デイリー新潮」(4月12日)で報じられた、お笑いコンビ「さらば青春の光」の東ブクロさん。騒動が原因ではないとはいうものの、5月5日にはSNSをすべて閉鎖し、世間からはすっかり「ダメ男」を超えて「鬼畜」認定されたといえるでしょう。
4月13日、東ブクロさんの相方であり事務所の社長でもある、森田哲矢さんが謝罪文を直筆で公開。芸人として、社長として、森田さんはどんな気持ちでこの謝罪文を書いたのか……。
そこで、筆跡心理学の観点から、森田さんの心理や性格を見てみたいと思います。
真面目で責任感がある
さすがに謝罪文だけに、全体的にしっかり丁寧に書かれている印象。四角い字の角はすべて四角く、「応」や「手」などハネも強く書いています。その特徴から、真面目でルールに従って動ける良識のある人であり、責任感が強いタイプと考えられます。
芸人さんとしては「真面目」「ルールに従う」というのはあまりほめ言葉にならないかもしれませんが、筆跡からは、真摯な気持ちと誠実な性格がにじみ出ています。
もしかすると普段はもう少し緩(ゆる)い字を書かれているのかもしれませんが、実は丁寧に書いているときの方が本来の性格が見えやすいもの。急いでいたり、書く場所が狭かったりすると、その制約のせいで本来の字が書けないときがあるのですが、字の書きやすい環境で落ち着いて書いた筆跡は、自分の字になりやすいのです。
クセが強い個性派
「応」や「ト」、「し」などがわかりやすいですが、最初の一筆目にひねりが入っています。「中」や「性」など縦棒の上もキュッとひねりを入れており、打ち込みを強くするクセがあるようです。
このような書き方は習字を習っていた方にもよく見られるのですが、スッとまっすぐ書く人よりも少々クセのある人が多いです。こだわりが強く、個性的な面も持っています。
こちらについては、芸人としての個性の強さや職人的な感覚が表れているのかもしれません。