清水の舞台の4.6倍もの大きさの舞台から京都を一望できる「将軍塚青龍殿」や、天台宗京都五門跡のひとつ「毘沙門堂」、「お濃茶ラングドシャ 茶の菓」で有名なマールブランシュの直売所など、京都・山科のおすすめ観光スポット＆グルメをご紹介します。
1.将軍塚青龍殿
青蓮院門跡の飛地境内である東山山頂に、2014年に建立された「将軍塚青龍殿（しょうぐんづかせいりゅうでん）」。清水の舞台の4.6倍もの大きさの舞台が設けられており、京都の街を眼下に一望できる人気スポットです。春・秋の一部期間のみ夜間特別拝観が行われ、展望台へと続く庭園のライトアップが行われるほか、舞台から大パノラマの夜景を鑑賞できます。
2.毘沙門堂
京都七福神のひとつ「毘沙門天」を本尊とする天台宗の門跡寺院で、天台宗京都五門跡のひとつ。境内にはソメイヨシノをはじめとする50本の桜があり、なかでも江戸時代から受け継がれる大きなシダレザクラが見どころです。秋には紅葉の名所としても知られ、真っ赤な絨毯を敷いたような勅使坂や、ドウダンツツジとモミジのコラボレーションは見惚れてしまう美しさ。
3.随心院
百人一首でおなじみ、絶世の美女といわれる歌人・小野小町ゆかりのお寺。歌人をお祀りしているだけに、恋文上達・縁結びにご利益があるとか。縁側のある美しいお庭や梅園も見どころです。そして随心院に来たら、ぜひ「蓮弁祈願（れんべんきがん）」をしてみましょう。蓮の花をかたどった紙に願いごとを書いて、水の入った壺に浮かべます。紙が水に溶けると願いが叶うそうですよ。ぜひお試しあれ！
4.将軍塚
桓武天皇が京の地を都と定める際に、約2.5mある土の将軍の人形に甲冑を着せ、弓矢をもたせ、京都のほうに向けて埋め平安を祈願したと伝わる円墳状の塚です。大きさは約20m四方あり、春には桜、秋には紅葉が楽しめます。
5.勧修寺
900年（昌泰3年）に、醍醐天皇が母・藤原胤子の菩提を弔うために創建した門跡寺。氷室池を中心とする池泉回遊式の庭園は、京都市の名勝に指定されています。観音堂の桜は、2018年春「そうだ 京都、行こう。」のポスターにも使用されたほど見事で、春には桜目当てに訪れる方も多くいます。秋には境内の各所で紅葉が見られ、落ち葉がつもり真っ赤な絨毯を敷いたような姿も趣深い光景です。
