何気なく発言した言葉が、思っている以上に影響を与えているのを知っていますか?これは言霊の力。心で思うのではなく、声に出してほしい。その理由って?
言霊って?
みなさんは言霊の意味を知っていますか? 言霊とは、言葉に宿ると信じられた霊的な力のこと。つまり、発言した言葉がなんらかの影響を及ぼすことがあるということです。スピリチュアル的だからと信じなかったり、敬遠しがちな人もいるでしょう。
私も学生時代の教師が「言霊って知ってる?」と授業内に言っていたの時には「え?何言ってんの?」と思ったものです。
ですが「私はできる」「自分は幸せ」と明るい言葉を発しているときは、心と体はもちろん、仕事もいい方向に向かうことが多く、逆に落ち込んでいるときの「もうだめだ」「辛くて死にたい」といったマイナスな言葉を発しているときは悪いことがとことん続く…。
という、負の連鎖を感じた事もありました。それを繰り返し、経験していくうちに、自然と言葉の影響って本当にあるものだなと思うようになったのです。
言葉で変化する影響力
発言次第で人を傷つけることも
私の場合は自分の言葉に自分で傷ついてばかりいましたが、時に言霊は他人を傷つけるナイフともなるのです。例えば、悪口や小言ばかり言っている時。そもそも、聞いている側からすれば良い気分はしないですよね。内容によってはショックなこと、傷ついてしまうことだってあります。悪口を言われている、と感じたら自然とその人とは距離を空けてしまいますよね。もちろん発言した人も、それをきっかけに「悪口を話す人」といった印象が定着してしまうので結果的に、自分にとってもマイナスに。ネガティブな言葉はネガティブな力を大きくさせ、発言した相手はもちろん、本人も傷つくことになってしまうのです。
ポジティブ発言に言い換えて
つまりは、ネガティブな発言をポジティブに言い換えてしまえばいいわけです。ネガティブがネガティブを呼ぶなら、ポジティブはポジティブを呼ぶ、逆転の発想を味方につけましょう。「自分は絶対に成功する」と自分自身で自分にポジティブな魔法をかけるのです。
言霊はいわゆる「自己暗示」のようなもので、催眠術のテクニックとしても使われています。繰り返し同じ言葉を相手にきかせることで、相手の判断力を鈍らせ、その言葉どおりに思い込ませてしまう。それで実際に暗示にかかってしまう人もいるのですから、声に出す影響力というものがいかに大きいのか、わかりますよね。どうせ口に出すのなら、醜い言葉を使うのはやめにして、明るい言葉を使っていきましょう。