2PMのテギョンと女優のキム・ヘユンが、tvNドラマ『御史(ぎょし)とジョイ』に出演することが決定した。出世が面倒な見かけだけ立派な公務員と、好奇心旺盛で”無鉄砲”な突進女性である既別夫人が織りなす“明朗コミックカップル捜査ショー”だという。 (記事・写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)
tvNドラマ『*御史(ぎょし)とジョイ』のキャスティングが発表され、話題を集めている。
*御史:古代中国の官名。古くは君主に近侍する史官であったが、秦代以後には主として官吏の監察に当たった。(出典:goo辞書)
5月20日、tvN新ドラマ『御史とジョイ』(脚本 イ・ジェユン、演出 ユ・ジョンソン、制作 スタジオドラゴン、モンジャクソ)側は、以下のように知らせた。
『御史とジョイ』は、とっさに背中を押されて御史になってしまった、見かけだけは立派な未婚男性と、幸せを探し求めて突進する、朝鮮時代のバツイチ女性の“明朗コミックカップル捜査ショー”だという。
『100日の郎君様(2018)』『王になった男(2019)』など、ウェルメイド時代劇の系譜を受け、2021年下半期に新概念コミック時代劇の新紀元を開くtvNの期待作となっている。
出演が決定したオク・テギョン(2PM)は、“マンネリレベルマックス”の見た目だけが立派な従6位公務員、ラ・イオン(羅二言)役を引き受けた。イオンの夢は、地価の高くない城外の近くに、小さな餃子屋を開いて、商売でもしながら暮すこと。ところが、よりによって頭が良く*科挙に合格すれば、朝鮮最高のエリートコースである”弘文館”の管理職に抜擢される。挙句の果てには密命を受けて、御史任務まで遂行する事になってしまう役柄だ。
*科挙:官僚登用試験
対するキム・ヘユンは、儒教の聖地・朝鮮で「生きていれば離婚することもあるだろう」と稀に見るマインドの持ち主で、時代を先取りした現実主義者、キム・ジョイを演じる。ギャンブル中毒のマザコン男と3年前に結婚、薄氷と活火山を毎日行ったり来たりする戦争をし続けた末、物腰柔らかに離婚を提案するも、すぐさま断られる。紆余曲折の末、離婚訴訟を締めくくろうとしたところに”御史出頭(取り締まり)”という難関にぶつかってしまった。離婚後、第2の人生を夢見たジョイの、バラ色の青写真が粉々に砕けたその瞬間、皮肉にも彼女の話が再び始まる。
ドラマ『御史とジョイ』は、出世が面倒な見かけだけ立派な公務員と、好奇心旺盛で”無鉄砲”な突進女性である既別夫人が、邪悪な貪官汚吏(たんかんおり)と、不届きな悪習がはびこる未知の森へ一緒に旅立つ刺激的な冒険記と、爽快で痛快な”捜査ショー”を披露する予定だ。