NCT DREAMの1stアルバム『Hot Sauce』は、170万枚を超える販売高を上げ、今年2/4期の”アルバム賞”受賞がほぼ確実とされている。
すでに入隊したEXOのメンバー、ベッキョン(60万枚以上)や、ベテランアイドルのSUPER JUNIOR(40万枚以上)らも、SMの好調に一役買っているようだ。
YGがFNCの二の舞を演じる?
一方のYGは、アーティスト全体の販売高が、98万枚程度に留まっており、SMの追い抜きを許してしまった格好へ。
メディアスは、”暗礁”という表現を用いながら、更なる低迷の”トリガー”になり得る出来事を紹介している。
「”暗礁”はYG内部にある。子会社のYGスタジオフレックスが制作した『*朝鮮駆魔師』が、早期放送終了により発生した損失金額に反映されていない」(メディアス)
*朝鮮駆魔師:韓国の視聴者より歴史歪曲を指摘され、わずか2話で放送終了となったドラマ。一説によると、その損失金額は1000億ウォンにも上るという。
YGアーティストのアルバム販売不振や、子会社の莫大な損失により、メディアスはYGが一時”破竹の勢い”でSMやJYPといったビッグネームを脅かしたものの、下降傾向が著しくなったFNCのようになり得ると警告している。
FNCが持っていないブランドと実績
メディアスが、K-POP”格付け”の根拠を株式時価総額とするなら、評価基準は、時価総額である。すなわち、現在の”経済価値”であり、この時価総額は好材料と悪材料があれば、いつでも増えたり減ったりする。
同メディアが懸念する「FNCの二の舞を演じる」という暗鬱な未来を論じるには、両者が持っている人的資源、すなわち顔ぶれ(そして、彼・彼女らが残した実績)と、ブランドパワーのその差は歴然だ。
FNCも、K-POP史に大きな足跡を残してきたものの、YGほどの影響は及ぼしておらず、対するYGは誰もが知っているブランドである。しかも、世界で最も影響力のあるガールズグループ・BLAKPINKを抱えており、”K-POPのパイオニア”と称されるBIGBANGのカムバックも秒読みと予測されている。
短期的な”経済価値”で、YGという王国の滅亡を占うことには、多くの人が違和感、いや、抵抗を感じるのではないだろうか。
提供・Danmee
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