機内のお湯を勝手に使おうとするお客様
中国人の団体のお客様が乗られていた機内での話です。中国の方は温かいお茶がお好きなようで、お茶パックが入ったマイボトルをほとんどのお客様がお持ちでした。
カートでドリンクサービスに出ると、多くのお客様から「ボトルにお湯を入れてほしい」というリクエストがあり、なかなかカートサービスが進まず困ってしまいました。
また、ギャレーというCAの作業スペースに入り、勝手にお湯をボトルに入れようとするお客様もいらっしゃいました。「火傷されると危ない」とお伝えしましたが、勝手にギャレーに入り、なんの許可もなく設備を使う強引なお客様の行動に驚いてしまいました。
限られた空間で多くのお客様と出会うCA。だからこそ、素敵なお客様も困ったお客様もとても記憶に残るものです。
文・佐野祐子（CAメディア ライター）
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