岡山県美作(みまさか)市・今岡にある全国的にも珍しい人名フルネームの駅「宮本武蔵駅」。宮本武蔵の生誕地である美作市を走る智頭急行智頭線の駅で、周辺には武蔵とゆかりのある数多くの観光スポットがあります。今回は宮本武蔵のルーツに迫ることができる宮本武蔵駅周辺の見どころを8つご紹介します。

【1】宮本武蔵駅

国内でも珍しい人名フルネームの駅「宮本武蔵駅」。

降車駅は「宮本武蔵駅」!【岡山・美作市】宮本武蔵生誕地の見所8選1.jpg
(画像=SaoRi、トリップノートより引用)

駅名の由来はとても判りやすく、宮本武蔵誕生の地にあるのでストレートに「宮本武蔵駅」となったそうです。

駅に到着すると、まず目に入ってくるのがホームの壁に掲げられた約2メートルの迫力ある宮本武蔵の肖像画です。

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(画像=SaoRi、トリップノートより引用)

更にホームを降りていくと、ハート型の窓が可愛い待合室や、武蔵・お通・又八の三体の像もあります。

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(画像=SaoRi、トリップノートより引用)
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(画像=SaoRi、トリップノートより引用)

記念撮影のスポットとしても人気なので、ぜひ写真を撮っていかれて下さいね。

【2】讃甘神社

宮本武蔵ゆかりの神社である讃甘(さのも)神社。

降車駅は「宮本武蔵駅」!【岡山・美作市】宮本武蔵生誕地の見所8選1.jpg
(画像=SaoRi、トリップノートより引用)

かつて武蔵は、讃甘神社の宮司が打つ2本の太鼓のバチさばきを見て、二刀流のヒントを得たといわれています。

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(画像=SaoRi、トリップノートより引用)

境内や周辺には、武蔵と讃甘神社との関わりについてより詳細に紹介されている案内板が複数たっているので参拝と合わせて、ぜひ目を通してみて下さいね。

【3】武蔵資料館

讃甘神社の向かいにある、「武蔵の里 五輪坊」の入り口を進み、庭園を通り奥まで進むと、武蔵資料館があります。

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(画像=SaoRi、トリップノートより引用)
降車駅は「宮本武蔵駅」!【岡山・美作市】宮本武蔵生誕地の見所8選1.jpg
(画像=SaoRi、トリップノートより引用)

こちらでは、武蔵自筆の「達磨頂相図(だるまちんそうず)」や武蔵自作の「瓢箪鯰図鍔(ひょうたんなまずずつば)」、「頬当」、「小柄」などの書画や刀剣、鎧などが数多く展示されています。

武蔵資料館以外にも敷地内には武蔵道場や、青年期の宮本武蔵像などを見ることができます。

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(画像=SaoRi 武蔵道場、トリップノートより引用)
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(画像=SaoRi 青年期の宮本武蔵像、トリップノートより引用)

美しい庭園をお散歩しながら、ぜひじっくりと見て回ってみて下さいね。

【4】宮本武蔵生誕地記念碑

讃甘神社から宮川を隔てた南側に立っている宮本武蔵生誕地記念碑。

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(画像=SaoRi、トリップノートより引用)

碑を中心に約30坪(90平方メートル)の周囲を玉垣で囲んであります。

宮本武蔵生誕地記念碑は、明治43年に町内外の有志の人たちが、宮本武蔵の遺跡が跡形もなく無くなってしまうことをおそれ、後世に伝えようと思い立ったことをきっかけに造られたと伝わっています。

当時の人々の想いは受け継がれ、宮本武蔵生誕地記念碑はもちろん、その周辺には武蔵ゆかりの名所が数多く残っています。

【5】宮本武蔵生家跡

武蔵の生家は、約60メートル四方の大きな茅葺の家だったと伝えられています。

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(画像=SaoRi、トリップノートより引用)

昭和17年に現在の瓦屋となりましたが、大黒柱の位置は昔と変わっていないそうです。

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(画像=SaoRi、トリップノートより引用)

生涯で一度も勝負に負けたことがない伝説のような宮本武蔵が実際に生まれて育った家の跡を見ることができる大変貴重なスポットです。

【6】平尾家

武蔵の姉であるおぎんの嫁ぎ先である平尾家。

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(画像=SaoRi 外観のみ見学可能、トリップノートより引用)

武蔵が修行のため旅だったとき、家の道具や系図、やすりなどをおぎん夫婦に渡したと伝えられています。

家の周りには、樹齢400年のタラヨウや樹齢300年のウヅキの古木、栗の巨木など、長い歴史を感じさせる趣ある景色が広がっています。