共働きを円満に続けるコツ
仕事を辞めるメリットとデメリットを検討した結果、「やはり、共働きを続けたほうがよい」という結論に至る場合も多いでしょう。その際、家族と円満に共働きを続けるための主なコツを3つ、以下でご紹介します。
「いつ辞めてもいい」と考える
人の心理にはあまのじゃくな部分があります。「仕事を辞めるわけにはいかない」「がんばって仕事を続けなければいけない」と思うと、逆に辞めたい気持ちが強くなるものなのです。
ちなみに、「~してはいけない」といわれると、かえって、その行為をしたくなる心理を「カリギュラ効果」といいます。民話「鶴の恩返し」や「雪女」を思い出してみてください。「決して見ないでください」といわれた男は、つい、女が何をしているのか気になって、のぞいてしまいました。
カリギュラ効果に翻弄されて辞めたい気持ちが高まるのを抑えるためには、逆に「いつでも辞められる」「いつ辞めてもいい」と考えることです。そうすると、気が楽になって、仕事を続ける気持ちが出てきます。
家事育児を分担する
結婚する前は仕事にやりがいを感じていたはずの妻が「辞めたい」と思うほど追い詰められている場合、妻に家事・育児の負担が偏りすぎている証拠と考えることもできます。夫婦の役割分担を見直して、妻の負担を軽減することが大切です。
漠然と「もっと家事や育児をして」と訴えても、夫は何をしたらよいかわからない場合があります。妻はそれを意識して、夫にしてほしい家事・育児の内容を具体的に伝えるように心がけることが大切です。
具体的に頼むのが難しいと感じる場合、妻自身も家事・育児のタスクを正確に把握できていないのかもしれません。そこで、家事・育児のタスクをリストアップして「見える化」する必要があります。その中から、夫が協力できるものはどのようなタスクかを相談しましょう。
たまには家事育児を休む
共働きで疲労とストレスが蓄積している妻も、たまには、家事や育児から離れて休養する必要があります。週に1度、月に1度でもよいので、夫に家事や育児をすべて任せる日を設けてみてはいかがでしょうか。あるいは、家事代行サービスをオーダーするという方法もあります。
家事代行のベアーズなら、定期的に家事代行をお願いすることも可能です。単発でも依頼はできますが、家政婦に来てもらえる日しかゆったりとできません。しばらくたつと、また、毎日に余裕がなくなってしまうでしょう。その点、継続して頼めば、自分でがんばって乗り切らなければならない日と少し休める日のメリハリをつけやすくなります。時間と気持ちにもゆとりが持てるようになるでしょう。
まとめ
共働きをやめることにはメリットもデメリットも、それぞれ、複数あります。そして、メリットとデメリットのどちらを強く感じる結果になるかは、人それぞれ、ケースバイケースです。あわてて退職してしまうと取り返しがつかない場合もあるため、慎重に判断するほうが賢明といえます。共働きをやめたいと思った時は、現在の家計や今後の人生設計を踏まえて、よく検討するようにしましょう。
提供・Kajily
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