コンビニ利用が簡単なLINE Pay（ラインペイ）。使い方をご紹介します

近年、コンビニ各社が多くの決済方法に対応していることもあり、キャッシュレス決済サービスを積極的に使っている人も増えてきましたよね。特に、コンビニでのお買い物は少額の場合が多いので、キャッシュレス決済ならわざわざ財布から小銭を探す手間もかからず、スマートにお会計できるのが嬉しいところ。

今回は、LINEが提供する人気のスマホ決済サービス「ラインペイ」を使って、コンビニでお買い物する方法をご紹介します。また、コンビニで手軽に使えるラインペイ以外のキャッシュレス決済方法も確認していきましょう。

ラインペイが利用できるコンビニは？

大手のコンビニでは、ローソンとファミリーマートでラインペイが使えます。2019年3月現在では、セブンイレブンは対応していません。

大手以外のコンビニでは以下3社で利用が可能です。

ラインペイで支払いする手順をご紹介します。

ラインペイは専用のアプリではなく通常のLINEアプリから登録します。バージョン4.8以下の方はアップデートしましょう。

ラインの「その他」のタブで「Pay」と書かれたアイコンをタップすると初期設定に進みます。ラインアカウントの情報が最初から反映されていますから、空欄があれば入力してください。次に規約等に同意すれば登録完了です。

これだけでもラインペイでお買い物はできますが、送金などの機能も利用したい場合は本人確認が必要です。ラインペイの画面を開き「設定」→「本人確認」へと進み登録しましょう。

ラインペイは事前にチャージするプリペイド式です。ラインペイでお買い物する前に残高をチャージしておきましょう。

ラインペイ残高のチャージはコンビニで現金か登録する銀行口座から行います。

チャージができたらいざお買い物です。

ラインアプリを起動しラインペイ画面を準備しておきましょう。レジで「ラインペイ」で支払うと伝え、ラインペイの「コード表示」→「残高」とタップしバーコードを表示させます。レジで読み取ってもらい、お買い物完了です。

ラインペイはクレジットカードを登録することもできます。しかし、コンビニなど実店舗では利用できず、ラインペイ支払い可能なオンラインサイトでしか利用はできません。

機能が限定的なので利用機会は少ないかもしれませんが、都合に合わせ登録してください。

ラインペイでのお買い物はセブンイレブンが非対応でしたが、チャージは大手3社すべてで可能です。それぞれやり方が違うので確認しておきましょう。

事前にラインペイ画面で「チャージ」→「コンビニ」をタップし、あらかじめチャージしたい金額を入力しておきます。受付番号と予約番号が表示されるので控えておきましょう。これで事前準備は完了です。

Famiポートで「代金支払い」→「各種番号をお持ちの方」と進み、控えた番号を入力します。発行されるレシートを持ちレジで現金を支払いチャージ完了です。

まずセブン銀行ATMで「スマートフォンでの取引」を押し、ATMにバーコードを表示させます。

次にスマホの操作です。ラインペイ画面「チャージ」→「セブン銀行ATM」とタップし、内容を確認し「次へ」をタップするとバーコードリーダーが起動しますからATMのバーコードを読み取ります。スマホに4桁の「企業番号」が表示されるのでATMに入力します。現金を投入しチャージ完了です。

ローソンでチャージする場合、「LINE Pay カード」が必要です。お手元にない場合、ラインペイ画面「設定」→「LINE Pay カード」→「プラスチックカードを申し込む」で申し込み完了です。1週間程度で到着します。

カードが到着すれば、ローソンのレジでチャージしたい金額とカードを一緒に渡せばチャージ完了です。

ラインペイ以外にもコンビニで利用できるキャッシュレス決済はあります。

iDやQUICKPay、楽天Edyなどスマホ決済に先行してサービスを開始していた電子マネーですが、これらはほとんどがコンビニで利用可能です。

ラインペイ以外のスマホ決済サービスにも対応しています。PayPayや楽天Pay、d払いなどですね。キャンペーンが積極的に提供されているので、今最もお得なキャッシュレス決済といっていいでしょう。

もちろん各種クレジットカードも利用できます。コンビニは多くのキャッシュレス決済選択肢を持っていますから、一番都合のよいものを選びましょう。

ラインペイは現金チャージの選択肢が多い特徴があります。もちろんチャージ手数料はかかりません。アプリから利用履歴も確認できますから、お金の管理も簡単になりそうです。

選択肢の1つとしてラインペイ、おすすめです。

文・若山卓也（ファイナンシャルプランナー）