鬱映画はお好きですか?見た後の気味の悪さや後味の悪さからあまり見たことがないかもしれません。しかし鬱映画にはジャンルも様々で面白いものが多くあります!今回は日本の映画である邦画の鬱映画のおすすめ作品と人気作品ををランキングで紹介していきます!

【鬱映画】邦画編ランキング19選の内容は?

何故か何度も見てしまう鬱映画の魅力

【鬱映画】邦画編おすすめ人気ランキング19選!見ると落ち込む名作!
(画像=『BELCY』より引用)

救いのないシナリオ、後味の悪いラスト、スプラッターにゴア表現など…人によっては苦手でなかなかおすすめしにくい鬱映画…。しかし鬱映画には思わずその後を考えてしまったり、感じ取り方が変わってもう一度見てしまいたくなるなど病みつきになってしまう不思議な魅力があります。

POINT

ゴア表現とは?

血飛沫が上がるような暴力や残虐的表現のこと。スプラッターよりも、より現実感のある表現が近しい表現である。

鬱映画を見るときに注意したいこと

【鬱映画】邦画編おすすめ人気ランキング19選!見ると落ち込む名作!
(画像=『BELCY』より引用)

鬱映画を見るとき一番気を付けたいのは自分の体調面です。特に初めて見るときはショックが大きくてビックリしてしまうかもしれません。落ち込んでいるときに見てさらに落ち込んでしまったり、見ている途中で具合が悪くなってしまったら一旦休憩をしたり、無理に見続けることなく視聴をやめることも大切です。

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【鬱映画】邦画編ランキング19~17位!

【人気鬱映画】おすすめ邦画編ランキング19位:ゴジラVSヘドラ

【鬱映画】邦画編おすすめ人気ランキング19選!見ると落ち込む名作!
(画像=『BELCY』より引用)

人気鬱邦画19位は東宝特撮映画のゴジラVSヘドラです。1971年に東宝チャンピオンまつりの1本として公開されたゴジラシリーズの11作品目、観客動員数は174万人で現在も人気のある作品です。

海洋汚染が進む東京駿河湾では、オタマジャクシに似た奇妙な生物が見つかった。それと同時にそれに似た怪獣によるタンカー事故が何件も発生していた。漁師から奇妙な生物を持ち込まれた海洋生物学者の矢野は息子の研と共に調査へ出るが…。

ゴジラVSヘドラはゴジラ作品の中でも異色の公害をモチーフとしていて、ヘドラが移動するだけでも被害が出てしまう、最速で多くの犠牲者を出した怪獣でもあります。ゴジラを他作品以上に追い詰めたところやゴジラが自衛隊と力を合わせてヘドラを撃退するところも見所です。

ゴジラVSヘドラ

登場怪獣 ゴジラ・ヘドラ
出演者 山内明・川瀬裕之・木村俊恵他
上映時間 85分
公開日 1971年7月24日
監督 坂野義光

【人気鬱映画】おすすめ邦画編ランキング18位:リリィ・シュシュのすべて

【鬱映画】邦画編おすすめ人気ランキング19選!見ると落ち込む名作!
(画像=『BELCY』より引用)

人気鬱邦画ランキング18位はリリィ・シュシュのすべては2001年に公開された強盗やいじめ、援助交際など社会の闇を描いた映画です。岩井監督はこの作品を遺作にするならこの作品と語っています。

自然豊かな田園の広がる地方で暮らす中学生蓮見雄一は、同級生に万引きなどの犯罪行為を強要されいじめのターゲットになる。そんな蓮見の唯一の救いはリリイ・シュシュの曲を聞くことだった…。

リリィ・シュシュのすべてでは穏やかなBGMと裏腹に緩やかに転落していく主人公と周りの人間が転落していくさまがなんともアンマッチで悲しくも美しい世界を作っています。

リリィ・シュシュのすべて

主人公 市原隼人
出演者 忍成修吾・蒼井優・伊藤歩 他
上映時間 2時間37分
公開日 2010年12月8日
監督 岩井俊二

【人気鬱映画】おすすめ邦画編ランキング17位:偶然にも最悪な少年

【鬱映画】邦画編おすすめ人気ランキング19選!見ると落ち込む名作!
(画像=『BELCY』より引用)

人気鬱邦画ランキング第17位は偶然にも最悪な少年、2003年に公開された青春映画です。ヒロイン役の中嶋美嘉さんの初出演映画でもあります。

いつもヘラヘラとしていて日本人からも韓国人からも虐められてしまう在日韓国人の主人公ヒデノリは手首を切って自殺をした姉に祖国が見せたいと霊安室から死体を盗み出して…。

死体を盗んで運ぶ旅という異色のテーマですが、旅の中で少しずつポジティブになる主人公たちと移動中に重ねていく罪がなんとも痛快です。いったい旅の果てにどんなラストが待っているかご自身の目で確かめてみてはいかがでしょうか。

偶然にも最悪な少年

主人公 市原隼人
出演者 中島美嘉・池内博之・矢沢心
上映時間 113分
公開日 2003年
監督 グ・スーヨン

【鬱映画】邦画編ランキング16~14位!

【人気鬱映画】おすすめ邦画編ランキング16位:空気人形

【鬱映画】邦画編おすすめ人気ランキング19選!見ると落ち込む名作!
(画像=『BELCY』より引用)

人気鬱邦画ランキング第16位は空気人形です。第62回カンヌ国際映画祭のある視点部門で上映されました。原作はゴーダ哲学堂空気人形、キャッチコピーは「心を持つことは、切ないことでした」

のぞみと名付けられた空気を入れて膨らませるラブドール。ある日瞬きをしてゆっくりと立ち上がる。軒先の雫に「キレイ」とつぶやいたり、試着の末メイド服で街へと出かける。バイトを始め様々なものを見たり、出会いの中でのぞみが感じるものとは…。

心を持つということはどんなことなのかを知ることのできる作品である空気人形。ラストはひどく寂しいものですが、心が透き通っていくような感覚を味わうことができます。

空気人形

ヒロイン ペ・ドゥナ
出演者 ARATA・板尾創路・高橋昌也他
上映時間 116分
公開日 2009年9月26日
監督 是枝裕和

【人気鬱映画】おすすめ邦画編ランキング15位:蛇にピアス

【鬱映画】邦画編おすすめ人気ランキング19選!見ると落ち込む名作!
(画像=『BELCY』より引用)

人気鬱邦画第15位は蛇にピアスです。2008年に公開された吉高由里子さん初主演映画、原作は金原ひとみの小説で第130回芥川龍之介賞などを受賞をしています。

主人公ルイは生きている実感を感じられず町をただぶらぶらと歩く19歳女性、ある日訪れたクラブで顔面にピアス、背中に龍の刺青、蛇のように割れた舌を持つアマに出会うことで人生が変わる。傷みや身体改造で生きている感覚を感じられるようになっていく…。

主人公は徐々に痛みを自分の一部のように感じるようになっていきます。身体改造の過激描写だけでなく主人公の回りの人間関係にも注目です。

蛇にピアス

ヒロイン 吉高由里子
出演者 高良健吾・ARATA・あびる優他
上映時間 125分
公開日 2008年9月20日
監督 蜷川幸雄

【人気鬱映画】おすすめ邦画編ランキング14位:ジョゼと虎と魚たち

【鬱映画】邦画編おすすめ人気ランキング19選!見ると落ち込む名作!
(画像=『BELCY』より引用)

人気鬱邦画ランキング第14位はジョゼと虎と魚たちです。2003年に公開して第16回東京国際映画祭など多くのコンクールに出品されました。

主人公の大学生恒夫は大学に通いながら雀荘でバイトをしています。卓上で噂になっている乳母車を押す婆さんに遭遇、推し車には足が不自由だけど車いすに乗りたくない女性ジョゼが乗っていた…。

主人公はちょっぴりエッチで女関係にだらしがない大学生となんともリアルな設定ですが、主人公の選択もまた現実味のある内容となっています。明るくも欝々としていて、でも必死に生きようとしている姿を描いている作品です。

ジョゼと虎と魚たち

主人公 妻夫木聡
出演者 池脇千鶴・上野樹里・新井浩文他
上映時間 116分
公開日 2003年12月13日
監督 犬童一心

【鬱映画】邦画編ランキング13~11位!

【人気鬱映画】おすすめ邦画編ランキング13位:誰も守ってくれない

【鬱映画】邦画編おすすめ人気ランキング19選!見ると落ち込む名作!
(画像=『BELCY』より引用)

人気鬱邦画ランキング第13位は誰も守ってくれない、2009年公開の映画で第32回モントリオール世界映画祭にて最優秀脚本賞を受賞しています。

主人公である刑事の勝浦はある事件のトラウマがきっかけで別居、離婚の危機となっています。娘が仲直りさせようとする中事件が起こり、勝浦は休暇を却下され容疑者家族保護を任せられる…。

この映画はドラマ版である「誰も守れない」とリンクしている作品で、被害者家族である沙織が一生フラッシュに追いかけ回される内容となっています。ネットでの晒上げなどは現在のネット社会でも見られる現象で色々なことを考えさせられる映画です。

誰も守ってくれない

主人公 佐藤浩市
出演者 志田未来・柳葉敏郎・石田ゆり子他
上映時間 118分
公開日 2009年1月24日
監督 君塚良一

【人気鬱映画】おすすめ邦画編ランキング12位:火垂るの墓

【鬱映画】邦画編おすすめ人気ランキング19選!見ると落ち込む名作!
(画像=『BELCY』より引用)

人気鬱邦画ランキング第12位は火垂るの墓です。日本のアニメーション会社スタジオジブリが手がけた作品で1988年に公開されました。戦争を描いた映画であることで子供たちの戦争学習に用いられることもあります。

14歳の清太は神戸大空襲で家も母も亡くすします。しかし4歳の妹節子を守るため気丈にふるまい、二人で生きていこうと誓う…。

火垂るの墓は誰もが一度は見たことがある映画ではないでしょうか?小さい頃も痛々しいシーンが多く、それでも必死に生きる兄妹に切なくなったものです。しかし大人になって見返すとまた少し受け取り方が変わってきます。例えばお世話になったおばさんのシーンでは大人になった今だからこそ感じるものも多いんです。

火垂るの墓

声の出演者 辰巳努・白石綾乃・志乃原良子
上映時間 88分
公開日 1988年4月16日
監督 高畑勲

【人気鬱映画】おすすめ邦画編ランキング11位:ゆれる

【鬱映画】邦画編おすすめ人気ランキング19選!見ると落ち込む名作!
(画像=『BELCY』より引用)

人気鬱邦画ランキング第11位はゆれる、2006年公開の年内最も評価された映画で日本アカデミーショーをはじめ、数々の賞を獲得しています。

故郷から出て東京で写真家として活動している弟の猛は母親の法事で久しぶりに帰省します。兄の稔、稔が経営するガソリンスタンドで働く元恋人の智恵子と再会して共に過ごすが…。

ズルズルと崩れて修復できないものへと変貌していく兄弟関係がなんとも言えない気持ちになります…。その関係はどうなってしまうのか、ラストシーンを見た後はもう考察が止まらなくなってしまいます。

ゆれる

主人公 オダギリジョー
出演者 香川照・ 伊武雅刀・新井浩文他
上映時間 119分
公開日 2006年7月8日
監督 西川美和