南伊豆にある「龍宮窟(りゅうぐうくつ)」は、波の浸食作用によってできた洞窟。最近は恋愛のパワースポットとしてカップルにも人気です。じつはここ、洞窟の中から上を見上げれば青い空が、そして海に向かってぽっかりと開いた穴からは伊豆の美しい水平線を見ることができる、フォトジェニックな癒しスポットなんです。
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「龍宮窟」はこんなところ
龍宮窟は南伊豆の下田にある田牛(とうじ)という地区にあります。洞窟といっても山の中ではなく、透明度が高くて、真っ青な海が印象的な田牛海水浴場のすぐそばにあります。
龍宮窟は長い年月をかけてできた洞窟で、波の浸食作用によって作られました。崖の柔らかい断層や地層が削られてできた洞窟を海食洞と呼ぶのですが、この龍宮窟は、大きな海食洞の天井の一部が崩れて、直径50メートルほどの天窓が開いたものなのです。
「龍宮窟」を上からふたりで見下ろすとご利益大?
龍宮窟は上から見下ろすこともできますし、実際に龍宮窟の中に降り立つこともできます。筆者が訪れたのはまだ暑さが残っている時期だったのですが、車を停めた駐車場の係の方からは、はじめに上から見た後に下に行くといい、と勧められました。
アドバイスに従ってまずは上の方から行ってみることに!この上にどうやら、ハートビュースポットと呼ばれる場所があるみたいです。長い距離ではありませんが、ちょっと山道を歩くので、暑い日だと汗ばむかもしれません。けっこう小さな石が転がっているので、歩きやすい靴をおすすめします。
さてハートビュースポットに到着です。なるほど、たしかに少しハートの形をしているような・・??これが恋愛のパワースポットと呼ばれるゆえんなんですね。
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