銀行員時代、年収2,000万円以上稼いでいるビジネスパーソンから、収入的に多くの融資が難しい方まで、さまざまなお客様にお会いしました。

その中で年収が低かったり転職歴が多かったりする方には、ある共通の特徴がありました!そんな「出世ができない方」の共通点をお伝えします。

コミュニケーションに問題がある

1つ目の特徴は、コミュニケーションに問題があること。私は当時社会人1〜2年目だったので、年収の高い方ほど偉そうにされると思っていたのですが、実際は真逆。出世されている方ほど腰が低くて、キャリアのない私に丁寧なコミュニケーションをとってくださいました。

一方で「なぜこの書類を用意しないといけないんだ!」「審査に落ちる理由をきちんと説明しろ!」など、何かあるたびに語気を荒げる方は、出世されているとは言いにくい方々ばかり。相手と対等なコミュニケーションができると、仕事にもプラスに働くのだろうなと感じます。

コスト管理ができていない

2つ目の特徴は、コスト管理ができていないこと。住宅ローンの融資を担当していたとき、収入の低い方ほど資金繰りに余裕がなく、キャッシングやカードローンなどを多く利用されている傾向がありました。

そういった方は必然的に融資希望額も多くなるので、なかなか希望通りの審査結果は下りません。収入が低いときこそ、手元資金の使い方を見直して貯蓄ができる体制を整える。そんな計画性や我慢強さがあれば、仕事でも出世できるのではないでしょうか。