人生100年時代。老後への不安を抱える人は多くいます。中でも最も心配なことといえば、「老後の生活費」ではないでしょうか。貧困で苦しむ老後生活をおくらないためにも、今からできる準備はしておきましょう。
老後に必要な資金はいくら?
そもそも、老後に必要な資金は「人によってさまざま」です。未婚か既婚かでも違いますし、日常の生活水準や老後にどんな暮らしをしたいかでも変わります。残したい財産の額や、希望する介護方法もさまざまでしょう。このため、人と比べてどうこうではなく、「自分の場合はいくら必要か」を計算することが大切です。
自分に必要な資金は、「現在の生活費と将来の年金額との差額」を「適当な余命年数分」蓄えておくのが基本となります。
仮に現在の生活費が月25万円、将来の年金受給額が月14万円(会社員で平均年収400万円の場合の大まかな受給額)で考えてみましょう。65歳から90歳まで25年間生きるとすると、25万円(生活費)-14万円(年金受給額)で月あたり11万円、生活費が不足しています。それが25年続くので、11万円×12ヵ月×25年で3,300万円を蓄えておくことが必要です。
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