低価格で、高品質な服を取りそろえるユニクロは、ファーストリテイリングのグループ会社です。英語の「FAST(速い)」と「RETAILING(小売)」を組み合わせた会社名となっています。お客様の求めているものを迅速に届けたい思いから名づけられたようです。そんなファーストリテイリングの平均年収や今後のミッションについて紹介します。
ユニクロで知られるファーストリテイリングの歴史
世界の主要アパレル製造小売業と比較すると、ファーストリテイリングは世界第3位の売り上げを誇る企業です。ファーストリテイリングの前身は「メンズショップ小郡商事」で、1949年山口県宇部市に誕生しました。
その後「小郡商事」で法人化し、1984年にユニクロ1号店を広島市に、1991年には商号をファーストリテイリングにします。そして、1994年に広島証券取引所に株式を上場、2001年には海外進出を果たし、現在のユニクロ、ジーユー、セオリーなどを展開する大企業となりました。
平均年齢37歳で平均年収は約901万円!
2020年11月に提出された有価証券報告書によると、2020年8月末での平均年収は約901万円です。平均年齢は37歳10ヵ月、平均勤続年数4年3ヵ月と比較的若い年代で構成されています。さらに、平均勤続年数が浅い一方で平均年収が高いのが特徴です。