ライター&コラムニストとして活動しているharakoです。この連載では、「女性の働き方」のヒントになるような内容をお送りしています。第4回目は、支払った費用以上にメリットを感じるための、費用対効果について考えてみたいと思います。

金額以上に活かすことができる?

資格取得をする際に、決して安くはない費用を支払い教材やテストを購入すると思いますが、支払った金額以上の“何か”を得ることができるかできないかで、資格を取った意味が大きく左右されると感じます。

私が取得した資格は、合計8個。教材費や更新費、ディプロマ発行代、セミナー代などすべてを合わせると100万近くはかかっている気がします。一番安くても、数万円。もっとも高額なもので、20万近くかかった協会も。

では、すべて取得してみて、出費に対して後悔しているか?と聞かれたら答えはNO。安くはない費用ですが、人生を変える転機になったのと同時に、知識がスキルとして身になっていることは金額以上の価値があったと思います。

費やしたのは費用だけじゃない

上記のことにも関連してきますが、自分が資格取得に費やしたのは、決してお金だけではありません。

「費用対効果」というと、“費やしたお金に得られる効果”と表面上は解釈できますが、他にも、勉強のために作った時間や、費やしたエネルギー、情報収集のためにあちこち回った能力、そして仕事を整える上で必要だと感じて購入したものもすべて合わせると、あらゆるモノを費やしていると考えられます。

当時、古いパソコンを使っていた私は、まず新しいパソコンに買い換えるところからスタートしたり、資格の教本以外の予備知識を広げるために本を買いあさったり。将来へつなげるために費やしたすべての行動を、回収する必要があるのではないでしょうか。