普段テレビを観ていると登場してくる「アナウンサー」と「キャスター」。この2つの職業「なんとなく違う」とは分かっていても、明確に違いを答えられる人はあまりいないと思います。
では、アナウンサーとキャスターにはどんな違いがあるのでしょうか?
アナウンサーとは?
アナウンサーとは、テレビやラジオなどでニュースの原稿を読み上げたり、番組の司会やナレーション、スポーツの実況をしたりする人のこと。
情報を正確に伝えるために正しい「話し方」が必要な技術職で、簡単になれるものではありません。何千人もの応募者の中からほんの数人しか選ばれないため、アナウンサーへの道は「狭き門」だと言われています。
テレビ局に所属している場合がほとんどですが、売れっ子になると独立してフリーのアナウンサーになる人もいます。
キャスターとは?
キャスターは、ニュース番組で原稿を読むだけでなく、自分の考えを交えながら番組を進行する人のこと。
アナウンサーがキャスターを務めることもありますが、文化人や新聞記者、タレントがキャスターを担当する番組が多いです。キャスターは、いわば「番組の顔」的な存在。
お天気番組なら気象予報士が「お天気キャスター」になることも多くなりましたね。