「仲のいい2匹を引き離すことができなくて……」愛猫を前に、そんな言葉を漏らすのは飼い主のゆずなつさん(@yuzu_natsu_love)。
根っからの甘えん坊ななつくん(4歳)と優しくてしっかり者のゆずちゃん(4歳)はどちらも、保護猫です。兄妹である2匹は寄り添い、支え合いながら生きてきました。
1匹だけ引き取るつもりが引き離せず…
友人の旅行時に何度も愛猫を預かっていたゆずなつさんは、猫と共に過ごす生活のとりこになっていました。我が家にも猫を迎えたいと思うようになり、引き取り手のいない猫の命を繋ぐべく、里親募集サイトをチェックしました。
血の繋がった兄妹猫である2匹は、当時2歳ほど。2匹のうち、ゆずちゃんだけを迎えるつもりで保護主さんに会いに行きましたが、対面してみると、なつくんの愛くるしさにも胸キュンしてしまいます。
さらに、保護主さんから2匹は産まれてからずっと一緒に過ごしてきた仲の良い兄妹だと聞き、引き離すことなどできないと感じたため、共におうちに迎えることにしました。
以心伝心な仲良し兄妹の日常にキュン
なつくんとゆずちゃん、性格が対照的です。なつくんは頼りがいのあるお兄ちゃんに見えますが、実はとてもビビリ。一方で、無邪気な一面もあり、猫じゃらしを投げると、いつも取ってきてくれます。対して、ゆずちゃんは小さな体に反し、負けん気が強い芯のある女の子で、お魚型のけりぐるみをケリケリすることがマイブームです。
そこで目に留まったのが、なつくんとゆずちゃん。
2匹の日課は、ゆずなつさんの友人が手作りしてくれた猫ベッドで眠ること。
ゆずなつさんが長年愛用していたスーツや、シャツをリメイクして作られた猫ベッドで至福のひと時を噛みしめています。
仲良しな2匹はいつも一緒にご飯を食べ、眠り、お外を眺め、互いを優しくグルーミングしています。
「ふとした仕草や寝相もよくシンクロしているので、心が繋がっているんだろうなと感じます」