東洋経済オンライン「速報版!大学3年生が選ぶ「就活人気ランキング」(2021年卒)で2020年卒後半122位から37位にジャンプアップした大手食品メーカー「日清食品」。多くの人が勤めたいと思う企業の年収はいくらなのか、最新の有価証券報告書から従業員の年間給与を紹介します。

有価証券報告書とは?

日本証券業協会によれば有価証券報告書とは「会社の概況から事業や設備の状況、財務状況まで多岐にわたる情報が盛り込まれている報告書のこと」とあります。子会社を保有している企業の場合、連結決算と単体決算に分けて利益等が表示されています。単体はその企業のみの損失や利益等の数字、連結は子会社や関連会社も含めた数字です。

子会社の経営状況は少なからず親会社に影響しますので現在は日本を含め世界的に連結決算の数字が重要視されています。有価証券報告書は、就活や転職活動の際にも企業研究や面接の際に役立つ資料です。しっかり読み込むことで業績の好不調や今後の経営計画など会社の過去・現在・未来の姿が把握できるでしょう。面接の前日には復習して面接官とのやり取りにも役立てましょう。

日清食品ホールディングス株式会社の平均年間給与は約790万円

日清食品ホールディングス株式会社の平均年間給与は790万1,185円、平均年齢は40.1歳で平均勤続年数は11.8年です(2019年3月31日現在における提出会社単体の数字)。子会社を含めた連結ベースで売上収益を見てみると2018年3月期は約4,410億円でしたが、2019年3月期は約4,510億円と順調に推移していることが分かります。